愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

2011年 12月 04日 ( 1 )

タタン風アップルケーキ

タルトタタン(Tarte Tatin)は有名なフランスのお菓子。
フランスのロワール地方でホテルを経営していたタタン姉妹が
失敗して焦がしかけたアップルパイをひっくり返して出したのが
評判になったとか言われていますが、これも諸説あるようです。

私はキャラメル味が大好きで、りんごがしっかりキャラメライズ
された甘くてほろ苦い味は、ツボにはまります。
ただ本当においしいタルトタタンにはめったにお目にかかれません。
タルト地(パイ生地のこともありますが)がりんごとしっくり
なじんでなかったり、生地がべっとりしてたりしたらもう最悪。
そんなわけで、数年前にふとやってみたのが、タルト地をケーキに
することでした。
これが大成功で、それ以来はタタン風アップルケーキとして、
京都でやっていた料理教室でも講習したことがあります。

りんごをいい具合に焼きながら、しっかりキャラメライズするのは
けっこう難しいのですが、私はそれもオーブンでやってしまいます。
キャラメルソースを作って型に流し、そこに大きく切ったりんごを
しっかり詰めてバターを散らして焼き、りんごがしっかり焼けて
から、その上にバターケーキ地をのせて焼きます。
焼いて一日置くとりんごとケーキがよりなじみますが、
焼きたてにアイスクリームを添えて食べるのも、いいものです。

ただ、このケーキを作る時は生食用のりんご(eating apple)を
使わなくてはいけません。
日本では紅玉を使っていましたが、こちらのクッキングアップルは
火が通るととぐずぐずになってしまうので適しません。
先日、Granny Smithというりんごを使って作ったら、クッキング
アップルほどではありませんが、かなり形が崩れてしまいました。
おかげで種類の違うりんごで焼き直しするはめになりました。
日本でもGranny Smithが手に入ると、料理によく使いましたが、
食べるにも酸味がおいしくて、お気に入りのりんごでした。
もちろん、型くずれしたのはもう一度しっかりつぶして煮て、
ビン一杯のキャラメル味のアップルソースとなりました。
パンケーキに添えたり、お肉のソースとしても使えそうです。

そうそう、これを同じレシピで柿でやってみたことがあります。
柿とキャラメルソースの組み合わせが、私は結構いけると思った
のですが、教室ではあまり評判は良くなかった記憶が・・・
やっぱり、これはりんごが一番かもしれません。

今回は丸型で焼きましたが、エンゼル型で焼いてもいいです。
りんごが型にいい具合におさまり、生地への火通りもよく、
私はよく使いました。

このケーキ、キャラメルの苦みとりんごの酸味で、まったく
甘ったるさがないのですが、実はキャラメルソースにたっぷりの
砂糖が使われています。
そうは見えないところが怖いのですが、スイーツはやっぱり心を
癒してくれますよね。
濃いめのミルクティーをいれて、幸せなお茶の時間になりました。
e0149801_2018136.jpg

[PR]
by happytable-eire | 2011-12-04 23:59 | Baking | Comments(2)