愛蘭土の林檎の木の下で

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2010年 03月 08日 ( 1 )

Fish Finger Sandwich

2、3週間目のこと、夫が急にFish Finger Sandwichが食べたいと
言い出しました。
何も特別ではない、フィッシュフィンガーという魚のフライを
パンにはさんで食べるというだけのことなのですが、彼らにとっては
極上の“comfort food”、つまりホッとする食べ物らしいのです。
日本人にとったら、焼き鮭のおにぎりとか梅干しのお茶漬け、
みたいなものを想像してもらうと近い感覚だと思います。
何とうちにあるJamie Oliver の料理本にもFish Finger Buttieが
載っていてびっくり。レシピというほどのものはなく、文章と
彼がFish Finger Buttieを手に、今にもかぶりつかんとする姿が
写真で出ています。
タイトルには”Fantastic”とまでついていて、彼の特別な思いが
感じられます。

だいたいフィッシュフィンガーというのは、子どもの食べ物の
代表みたいなもの。
私も子どもが小さい頃にここに住んでいた頃は、さっと作れて
まあおいしい子どもの食べ物として冷凍庫に常備していました。
白身魚を子どもが食べやすいよう、幅2cm長さ5、6cmほどの
長方形に成型してパン粉がつけてあるのです。
冷凍のままオーブンに入れて15分ほどで食べられます。

フィッシュフィンガーを買ってきてと言われて、スーパーの
冷凍食品売り場を見てみると、これがけっこう高い。
これだったら白身魚を買ってきて自分でパン粉をつけるほうが
いいかなと思っていました。
でも夫は、冷凍のフィッシュフィンガーがいいんだと言うのです。
先日お買い得品で10個入りの小さい箱が2ユーロだったので
これなら許せると思って買っておきました。

そしてこの週末、念願のサンドイッチが実現しました。
パンはハーフベイクのチャバッタがあったので、フィッシュ
フィンガーと一緒にオーブンで焼いて準備。
夫がうやうやしく作り方を息子に教えます。
何のことはない、パンの厚みを半分に切ってバター、マスタードを
塗り、フィッシュシンガーを並べてケチャップをかけてはさむ。
ついでにマヨネーズとレタスも少し。
あとはぎゅっと押さえてかぶりつく、というわけです。
Jamie Oliverも、このぎゅっと押さえてつぶすようにするのがミソ、
と書いています。
一口だけ食べてみましたが、たしかに悪くはありません。
夫はこれを食べるのは25年ぶりくらいだと言っていましたが、
息子も気に入ったようなのでまたすぐに登場するかも。

ついているパン粉が初めから黄色く、街のお惣菜屋さんの揚げ物の
パン粉と同じところがキッチュです。
この黄色いパン粉、お惣菜屋さんで揚げる前から黄色いのを見て、
いたく感心した思い出が私の記憶の片隅に残っています。
たぶん小学生低学年の頃の記憶だと思うのですが、その時の映像が
よみがえってきました。

粕汁に続いて、ノスタルジックな話が続いてしまいました。
食べ物の記憶って、匂いまでよみがえるのがおもしろいですよね。

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by happytable-eire | 2010-03-08 23:59 | ・Irish and others