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愛蘭土の林檎の木の下で

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キッチンのニューフェースたち 2

ついつい気になるキッチンの道具や雑貨たち。
昨年一度紹介してからも、モノは増え続けています。
私なりのこだわりと収納の問題で厳選するとはいえ、
やはりまだまだ欲しいものはたくさんあります。
今回はこちらでのものだけでなく、海を渡ってきたものも含めて紹介したいと思います。

キッチンのニューフェースたち 2_e0149801_1563812.jpg○木のサラダボウルとサーバー
ボウルはDublin Food Co-opに出ていた作家さんのスタンドで夫が一目惚れ。
この丸くてポッコリした形と、味のある木目が魅力です。
材料はトネリコ(ash)。独特の模様がおもしろい。
サーバーはセットではなかったのですが、こちらには私が一目惚れして3セット購入。
わが家用と、迫っていたクリスマスのプレゼント用です。
サラダサーバーというと、柄があるのが当たり前だと思っていましたが、このかたちは目からウロコというほど新鮮でした。
柄がなくても十分に役目は果たし、柄が邪魔になりません。
作り手さんにもこのかたちを褒めると、
「実は今朝、家を出る時に、こんなサーバーを買う人なんていないよって母親に言われたから、うれしい」って。
実際、その日このサーバーがよく売れたそうです。
ひとつひとつ木肌の色や模様が違うので、同じ形でも個性豊か。
サーバーはいくつか持っていますが、以来こればっかり。
少しずつ油もしみ込んで、使い込むほどに味が出てきそうです。


○竹のはけキッチンのニューフェースたち 2_e0149801_157381.jpg
これは、おろし金やすり鉢の目の間にに残った食材をきれいに取る時に使う小さい竹製のはけです。
天然竹を薄くして、細かく切れ目が入れてあるのですが、これが本当に便利なんです。
前のがダメになって、なかなか見つからないままになっていて、やっとネットショップで見つけました。
兄は10年近く前にプレゼントした有次のおろし金の大ファン。
その時に一緒にあげたのがこのはけ。
それ以来、大切に使ってくれているのですが、竹なので
だんだんにちびてきて、そろそろ新しいのが必要だと、
兄からもリクエストを受けていたのです。
こんな小さな道具が、大きな働きをしてくれます。


○ウサギの模様のお箸キッチンのニューフェースたち 2_e0149801_1573598.jpg
先日の新年会で新しいのをおろしたのがこのお箸。
今年の干支にちなんで、模様はうさぎ。
でも、これ、意外にもこちらで買ったものなんです。
持ってきた普段使いのお箸がずいぶん傷んできていたのに、日本に戻っている間に買うのを忘れてしまいました。
そしたら年末に、アジアマーケットでこれ見つけて思わず購入。
値段も5膳で3ユーロだったか、驚くほど安かったのですが、
品質的にもまったく問題なし。
先が細いので、日本のものだと思うのですが、詳しくは不明。
上等ではありませんが、普段使いとしてはうさぎ模様と、この赤もかわいくて、けっこうお気に入りです。

○先日のおせち料理の時にも活躍してくれたのが、
この銅製の卵焼き器。
子どもがアレルギーで卵を食べさせていなかったため、
わが家では卵焼き器は長らく不要のものでした。
ここ数年、卵料理解禁になっても、お弁当に入れるのは
小さめのフライパンでちょこちょこっと作っていたので、特に不便も感じませんでした。
でも、こちらで何度かおもてなしで卵焼きをつくったり、寿司だねの卵を巻いたりする時に、ちゃんとした卵焼き器が欲しいなと思いはじめました。
どうせ買うならいい道具をと、ネットで探して銅製のを購入。
銅製は熱伝導がいいので、ふっくら焼けるとか。

秋口に買ったのに、先日が初使用でした。
別になっていた木の柄を取り付けて、三度ほど油をひいては熱してなじませて準備完了。
初めてなので心配しましたが、まったく焦げ付くこともなく、美しい卵焼きができました。やっぱり道具は大切ですね。
銅製の一体成型。日本の職人技はやっぱりすごい!
これは一生ものです。大切に使い込んでいきたいと思います。
キッチンのニューフェースたち 2_e0149801_158519.jpg


キッチンのニューフェースたち、このシリーズはいつまでも終わることがなさそう。
また折を見て紹介したいと思います。
by happytable-eire | 2011-01-16 23:59 | Kitchen Gadget