人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

happytable フランス研修その1

ただいまー
2週間のフランスから帰ってきました。
まったく更新できなかったにもかかわらず、訪問くださってた
方が多くて驚き!ありがとうございます。
パソコンは持っていたのですが、フランスでのネット事情が悪く、
思うようにつながらないことが多かったんです。
そんなわけで、予告していた写真だけのアップもままならず、
2週間ぶりの更新となりました。
フランスでのことはこれからぼちぼちと更新していきますので
お楽しみに。

今回のフランス行きは、Vezenobres(ヴェゼノーブル)という
フランス中世から続く村で開催された、日本文化を紹介するセミナー
「LA SEMAIN JAPONAISE」に私たちhappytableの3人が講師や
スタッフとして参加することになったのを機会に、セミナー後に
一週間の研修旅行と称した旅をくっつけたというわけです。
セミナーはこの村にお家を持つ日本人の吉見智里さんが企画され、
村の振興とご自身が運営されているセミナーハウスのプロモーション
が目的のものでした。

6月12、13日の週末2日間に、日本料理、生け花、茶道、書道、
19、20日には2日で浴衣を縫いあげるセミナーやワークショップが
村の公民館と彼女のご自宅で、地元の参加者を集めて行なわれ、
大変な盛況となりました。
フランスの方たちがこんなに日本の文化に興味を持ってくださっている
ことに驚きです。

今回、私は茶道セミナーのお手伝いと全体的なサポート、
そして大切な仕事が講師陣やスタッフの食事の準備でした。
大人数のお腹を満たす料理をするのは結構な体力仕事でしたが、
使いやすいキッチンと豊かで良質の食材、楽しい雰囲気のおかげで、
やりがいのある料理仕事でした。

講師陣はもちろん、皆さん日本人。
フランス在住の方だけでなく、遠く日本からも何かの縁あって
フランスの小さな村に集まった、個性的な面々でした。
そして食卓はサポートメンバーの数人のフランス人やドイツ人も
交えての楽しくにぎやかなものとなりました。

まずは私が到着した8日から13日までの智里さんのお家での食事を
少し紹介しますね。
実際に大人数の食事を作っている間はなかなか写真を撮ることが
できなかったのですが・・・

happytable フランス研修その1_e0149801_391941.jpg

初日の夕食はフランスらしい食材の一つ、鴨をロースト。
苦手な方もいたので、火はしっかりめに通しましたが、こんなにきれいなピンクです。
冷凍庫にあった、昨年の9月に私が訪れた時にたくさんとったいちじくを
バターでソテーして添えました。
火を通しても崩れることなく、切り口の糖分がキャラメライズされて、
鴨肉をひきたててくれました。
人参のラペやアスパラガスのバターソテーはもう作っていてくださったので、
彩りのきれいな一皿となりました。

happytable フランス研修その1_e0149801_3101144.jpg

そしてこちらが夜に作ったムール貝のサイダー蒸し。
フェンネルとガーリックをバターでソテーしたのも加えて、地のサイダーをたっぷり使って蒸しました。
ムール貝3キロを7人でぺろりと平らげてしまいましたが、これがたった6ユーロで買えるのですから、
本当に贅沢です。
また、皆さんにおいしいと言ってもらえるだけで、作りがいもあるというもの。

happytable フランス研修その1_e0149801_3122013.jpg

こちらは翌日の朝に届いた新鮮なお野菜。
色鮮やかでみずみずしくて、南フランスの太陽に育まれたって感じ。
この大きな赤ピーマンは黒く焼いて皮をむき、バルサミコヴィネガーと
醤油、オリーブオイルでマリネしました。
なすやズッキーニ、ランナービーンズは数日後に15人分の
ラタトゥイユになって、お腹を満たしてくれました。

フランス研修、このあとも続きます。。。
by happytable-eire | 2010-06-22 23:59 | Life in Ireland