愛蘭土の林檎の木の下で

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古い菓子椀

昨日の夜はお客様がありました。
日本人も含めた女性ばかりの集まりです。
女性のお客様の時には、一品一品のボリュームよりも
品数を増やし、デザートに手を抜かないよう心がけます。

お客様を待たせて写真を撮ることはできるだけしたくないので、
今回も写真はありませんが、私自身の覚え書きのためにも
メニューを書いておきます。

○付きだし2種 揚げ高野豆腐の含め煮
        菜っ葉のおひたしといちじくの胡麻だれ
○具沢山の卵焼き キッシュ風
○牛肉の柚子胡椒味噌グリル サラダ菜添え
○和風サラダ バルサミコ酢と醤油のドレッシング
○鯛飯
○なすの浅漬け 梅酢風味
○抹茶のムースと洋梨のコンポート

実は鯛飯と一緒に赤出しを出す予定でだしまでとって準備して
いたのに、すっかり忘れてしまいました。残念。
今回のメニューは鯛飯を中心に考えたもの。
なのでご飯までにお腹いっぱいにならないようにしました。

e0149801_1013649.jpgこれは漆器の朱に抹茶の緑がきれいに映えた抹茶のムースと洋梨のコンポート。
もうひとつずつ残っていたので、写真を撮るために昨日と同じに盛りつけてみました。
こういう色合わせを見ると、日本の色にほれぼれします。
私は抹茶と洋梨はとても相性がいいと思っていますが、この洋梨のコンポートは軽めの赤ワインを使って、ワインの酸味は押さえてあります。

この漆のお椀は日本から持って来て、木箱に入れたままですっかり忘れていた菓子椀です。
ふたには金彩のぼたんの柄。
私の祖母の家の押し入れの奥深くに眠っていたものなので、大正時代以前のものではないかと思います。
箱の中でお椀を包んであった紙は虫にくわれてぼろぼろでしたが、漆の状態はよかったので、
こちらへ持って来ました。
明治生まれの祖母が大切に大切に仕舞っていたのだと思いますが、
器は使ってこそ値打ちがあるもの。
どういう縁のものか、98歳の祖母に聞いてももう分からないだろうし、
日本から遠く離れた地で使ってもらって、器もさぞかし喜んでいる、
と勝手に思っています。

抹茶のムースはおもてなしでもよく作るのですが、
いつもは和の湯呑みやそば猪口に入れて冷やし固めて
そのままお出しします。
昨日はこの菓子椀を使うために、型で冷やし固めたかったので、
買い物ついでに型を探したら、Tescoにこんな便利なのがありました。

e0149801_105823.jpgプラスチック製で蓋付きの型です。
すぐれているところは、ふたが上下についていること。
上のふたを外すと、空気が入るので簡単に型からはずれます。
ふたがついているので重ねて冷やすこともできるし、冷蔵庫の中で場所もとりません。
ちょっと大きめなのと、プラスチックで熱伝導が悪いのは減点ですが、値段も6個入り2.5ユーロ。お薦めです!
by happytable-eire | 2010-05-21 23:59 | ・Japanese