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愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

Baileys Trifle

今日はランチにお客様がありました。
明日日本へ帰られる方なので、今日は最後にアイルランドらしい
食事を楽しんでいただこうと思ってのメニュー。

前菜にはスモーク鯖のパテとソーダブレッド、
メインはシェパーズパイ、デザートは久しぶりのトライフル。
今日のトライフルにはアイルランドのクリームリキュール
Baileysを使いました。

5年ほど前にBaileysのプロモーションイベントのお仕事を
させていただいた時に、Baileysを使ったスイーツレシピを
提供しました。
今日はその時のレシピを元に、よりおいしく。
スポンジケ−キを焼く時間がなかったので、代わりにフィンガー
ビスケットを利用。一口大に折って器に半分ほど入れます。
そこへ濃いめに入れて砂糖を加えたコーヒー、Baileysをふり入れ、
チョコレートを小さく刻んで散らし、上からカスタードクリームを
熱いうちに注いで、トントンとたたいてすき間に落とし、
冷蔵庫で冷やします。
しっかり固まったら8分立てに泡立てた生クリームを流し、
さらに冷やし、チョコレートの削ったのを散らしました。
冷凍してあったラズベリーも崩して彩りを添えて。
大きなガラス器にたくさん作ることが多いのですが、今日は
1人分ずつワイングラスで。

英語で“trifle”とは「つまらない物」というような意味があり、
本来はスポンジの切れ端などを利用して作ったデザート。
最近はゼリーが使われることもありますが、わたしはやはり
カスタードクリームを使うのが好きです。
スタンダードなシェリートライフルにはラズベリージャムが
欠かせませんが、今日はBaileysに合わせてコーヒーと
チョコレートでアレンジ。

Baileys Trifle_e0149801_9231455.jpgトライフルは全体の甘さのバランスが味の決め手です。
あとはリキュール、シロップ、クリームなどの水分量とスポンジなどの量のバランス。
このバランスがうまくとれていないと、味がぼやけたり、全体がまとまらなかったりします。
それと時間も重要。ある程度の時間をおかないと、一体感がでません。
なので半日ほど前には作って冷蔵庫に入れておくこともポイント。
今日のはバランスがうまくとれて、味がまとまっていました。
前のレシピよりグンと良くなっていたので、きちんとレシピにしておかなければ・・・
by happytable-eire | 2009-10-08 23:55 | recipes