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愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

Yellowfin tuna

お昼頃、友人から電話がありました。
「今Howthの魚屋さんにいるの。お刺身にもいける
とっても新鮮なイエローフィンツナが出てるんだけど、
買っとこうか?」
すかさず「お願い〜」と叫んでました。
この間からとってもお魚が食べたかったのです。

Yellowfin tuna _e0149801_0453182.jpgイエローフィンツナとはキハダマグロのこと。赤身ですが味はおいしいマグロです。
夕方、友人から受け取ってびっくり。
1キロ以上もある塊が何と7ユーロだったというのです。
買う時に今日おろしたばかりだと確認したから、というのを聞くまでもなく、新鮮なのは一目瞭然。
まったく生臭みのないきれいなピンク色のしまった身。
でも「魚屋さん、もう少しナイフを研いでくださいな」
とお願いしたいほど、おろし方が雑で切り口もガタガタ。
まずは血合いや筋っぽい部分は切り落とし、お刺身用に
柵を取り、ペーパータオルで包んで冷蔵庫へ。
余分な水分を取ることで味がしまっておいしくなります。
そして、とっておきの柳刃包丁を使ってお刺身に。
日本の魚屋さんや料理人のような技術はありませんが、
よく切れる包丁でスパッと切るだけでも味がかわります。

切り落とした部分は包丁でたたいて、ネギとニンニクのみじん切り、
醤油、酒、胡椒と卵を加えて小判に丸め、オイルでさっと焼いて
マグロバーグに。

残りはさっと塩を入れた湯で火を通してオイル漬け。
これをマヨネーズで和えてサンドイッチの具にします。
さらに刺身をして残った分は醤油漬けにしました。
これだけいろんな料理をしてこの値段は超お買い得。

今日のマグロは6月頃にHowthにオープンしたばかりの
Mulloy's Fish Shopから。
本当にここのお店はいい物が安く、信頼ができます。

おかげで今夜はマグロ三昧。
マグロバーグにはうっかり火を通し過ぎてしまいましたが、
少し生っぽいくらいでちょうどいいと思います。
そして言うまでもなく、お刺身はとろけるようにおいしかった〜
また近々「づけ」でマグロ丼です。
こちらへ来て初めて新鮮なお刺身が食べられて、今夜はとても
幸せでした。

Yellowfin tuna _e0149801_20263455.jpg

by happytable-eire | 2009-10-03 23:55 | About food