愛蘭土の林檎の木の下で

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Brown Soda Bread

アイルランドの食べ物といえば必ずあがるソーダブレッド。
ここではとくに全粒粉で焼くブラウンが定番です。
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粉の配合はさまざまですが、粗い挽きの粉で焼く、
歯ごたえがしっかりしたものが多いです。
この粗挽きの全粒粉は当然、アイルランドの各製粉会社から出ていますが、
お隣の英国でも手に入らないと聞いたことがあります。
私が使っているのは ”Extra Coarse” 特に粗挽きのタイプ。
これがなければアイリッシュブラウンソーダブレッドは焼けない、
といっても過言でないくらいです。

日本ではこの特粗挽きが手に入らなかったので、いろいろ試した結果、
アメリカ産のグラハム粉と呼ばれる粉と国産の3種類の粉を工夫して
配合していましたが、ここではこれさえ使えばOK。
粉の配合はその時々の食べたい感じや、合わせる料理によって
変えたりもします。
今日のは少し軽めに仕上げたかったので、Plain Flour と合わせて
焼きました。
それでもスライスした断面を見てもわかるように、かなり粗い粒が
独特の歯ごたえをだしてくれるのです。

先日、友人が焼いたソーダブレッドを持って来られました。
ちゃんと焼けているかどうか見て欲しいというのですが、
確かに全体にやや重く中心辺りの火通りが悪いようです。
ソーダブレッドの生地は混ぜ過ぎて小麦のグルテンの粘りが
出てしまうと重い生地になってしまいます。
聞いてみると、彼女も加減を見ながら水分を少しずつ加えていたと
いうことでした。少しずつ加えていると、その度に混ぜるので、
どうしても混ぜ過ぎになりやすいのです。

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水分は粉の配合で分量も変わるので難しいところですが、できるだけ一気に加えて、
さっとこねないように混ぜるのがコツ。
私は最近、やや水分を多めに加えるようになり、形は崩れやすいですが、
全体に柔らかく口溶けがいいように思います。
型に入れて焼いてもいいのですが、私はやはり丸くまとめて十字の切り目を入れる
伝統的な形が好き。
固めのクラストもソーダブレッドの魅力のひとつですから。
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by happytable-eire | 2009-05-02 23:55 | Baking | Comments(0)