愛蘭土の林檎の木の下で

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海釣りと和食の夜

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昨日は兄の豪華なお料理を紹介しましたが、一晩は私が和食を作りました。
初めからそのつもりで調味料や鰹節、そうめんなどは家から持参。
ウェストコークではいいお魚は買えるので、魚介や野菜の天ぷらと冷たいそうめんを考えていたのですが、
たまたまその日は海釣りに出かけたので、その獲物で思いがけない料理もできました。
それが、鯖寿司と白身魚の手まり寿司。

釣りはToormoreの岩場でスピナーという疑似餌を使った投げ釣り。
私は見てるだけでしたが、けっこう楽しめました。
魚がかかって釣り上げるまでのワクワク感は、見ててもエキサイティングです。
雨がパラパラ降り出すまでの午後の約3時間で、鯖3匹、Pollack(ポラック)7匹の成果はなかなかのもの。

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帰るまでは岩場に生け簀のように水がたまっていたところに放していたので、魚は直前まで生きていて、これ以上ない新鮮さ。
初めて見る生きた鯖の背の模様の美しさは、何とも言えない色と輝きでした。
そして小一時間で家へ戻ったらすぐに処理。
鯖2匹は三枚におろして塩をし、そのあと酢でしめて鯖寿司にしました。
とても細身ながら肉厚の鯖だったので、それに合わせて細めにまとめて一口サイズで前菜に。

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さて、ポラック。
和名が何なのかわからないまま、三枚におろしながら切れ端を醤油につけて食べてみたら、
さっぱりとした白身がおいしい。おもわず声をあげてしまいました。
これ以上ないほど新鮮なのですからおいしいのは当然のこと。
鯖寿司にした残りのご飯といっしょにラップでしぼって小さな手まり寿司にしてみました。

あとは味付けした豚肉を揚げたのと素揚げした野菜を、
麺つゆと鰹節でさっとあわせた料理、いかリングと
帆立の天ぷらを胡麻だれで和えた料理を作りました。
前菜に少しだけ添えたいんげんのピーナッツ和えも
好評でした。

そして、盛り上がったのがそうめん。
西洋人にとっては音を立てて麺をすするのは最悪のマナー。
私がつるつるっと音を立ててすすって食べて見せ、
みなさんにやってもらったところ、甥っ子のRobbieが
まあ上手なこと。
見事においしそうな音を立てて、そうめんをすすって
くれました。
これでやたらと盛り上がり、料理もみんなに喜んでもらって
楽しい夜となりました。

残りの魚は翌日、フライパンでソテーして朝食のおかずになりました。
こちらでも、伝統的に魚を朝食に食べることはあるそうですよ。
実はポラック3匹は開いて塩をして納屋に干してみたのですが、
ものすごい量のハエにたかられたので、泣く泣くあきらめました。
うまく干せたらおいしい干物が食べられたのに・・・残念。

さてPollack(ポラック)を帰ってから調べてみると、和名は
スケトウダラだとわかりました。
そしてスケトウダラにはアニサキスという寄生虫がいることが
多いので生食は危険で、十分に加熱するか、凍結(摂氏-20度
以下で24時間以上)させることが必要だということです。
あまりの新鮮さについつい生で食べてしまいましたが、
今回は何事もなくてよかったものの、こういう知識もないと
危ないのだと反省しています。
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by happytable-eire | 2010-07-31 23:59 | ・Japanese | Comments(1)

West Corkでのホリディ

フランスから戻って、その間のこともアップできないままに
約1ヶ月もお休みしてしまいました。
更新がなくてものぞいて下さってた方、ありがとうございます。
からだの調子でも崩しているのかとコメント下さった方もあって、
ご心配をかけてすみませんでした。

実は7月初めから約2週間は接待(?)に明け暮れていました。
日本から私のいとことその娘と孫と、小学校からの友人が
訪ねてきてくれたのです。おかげさまで毎日思いっきりしゃべって、
笑って楽しく過ごしていたのですが、パソコンの前に座るのも
メールチェックをするのが精一杯。
記事を書くこともままなりませんでした。
遠いところを来てくれたので、毎日とにかく出かけていましたし、
おいしいものもたくさん食べてもらいたいので、料理もしました。
喜んでもらえるので、料理のしがいもあって楽しいこと。
あまり遠出ができなかったし、とても十分なことはできなかったけれど、
最後には「また来たい」と言ってもらえたので、よかったよかった。
こちらこそ楽しい時間をもらって感謝です。
この間のこともまたぼちぼちと・・・

その後疲れを取る間もなく、ウェストコークの兄の家に行ったので、
更新できない日がさらに延びてしまいました。
ウェストコークではただただのんびり、おいしいものをたくさん食べて
約一週間、ちょっとからだが重たくなりました。
間に私たち夫婦の結婚記念日もあり、シャンペンでお祝いしてもらった
のもいい思い出となりました。
海辺のパブの外の席で、日がな海と船と人を眺めて過ごしたり、
夜はお客様がたくさんのホームパーティも。
はじめての海釣りにも連れて行ってもらいました。
お天気が読み切れず、念願のクルージングには出られなくて残念。
終いにはのんびりするのに疲れてきて、そろそろ帰りたいなーモードに
はいり、このあたりが悲しいかな、日本人の私。

今までにも何度も登場している夫の兄は料理上手で、根っからの食道楽。
食談義に花が咲きました。それ以上にいつもハッピーなので、とにかく
楽しくって大好きです。
今回は自家菜園の野菜も収穫しながら、シーフードたっぷりの
夏らしい料理をいろいろ作ってもらいました。
そんな彼の料理をご紹介。

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シーフードカレーはココナッツミルクベースのカレーソースの中に、ムール貝、エビ、ハドックなどがたっぷり。
具がたっぷり過ぎてソースが見えなくなってますが、シーフードの旨味がしっかりきいて最高のお味でした。

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プリップリの新鮮なエビを、チリ、コリアンダー、バジルなどをたっぷり加えてさっと炒めたエビの前菜。
これは間違いのないうまさ!
ハーブはすべて菜園から切り立てのもの。

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不思議なおいしさの苺のサラダは、ベトナムのニョクチャム風のドレッシングで和えたアジア風。
みなさんには人気でしたが、私にはちょっと・・・

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パエリア 残り物と冷凍庫にあった食材だけで作ったとは思えない、豪華なパエリア。
彼はいつもロンググレインライスを使うそうです。
料理中、肝心な部分をを見逃してしまったのですが、サフランは使ってなかったようです。
ちょっとスパイシーで、意外にも空豆がおいしかった。


紹介したのはごく一部。
パーティーの日は動きにくい席だったので写真が撮れなかったり、お手伝い
している間にみんなのお腹に消えたのも。
タンドーリ風のターキーのローストも低温でじっくり焼いた絶品でしたし、
バーベキューのラムもしっとりとおいしかったけれど、写真がなくて残念。
でも、からだが重くなった理由は、これだけでも十分、分かってもらえたと
思います・・・
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by happytable-eire | 2010-07-30 23:14 | Life in Ireland | Comments(2)