愛蘭土の林檎の木の下で

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アイルランドで抹茶

今日は抜けるような青空の冬の一日でした。
昨夜は久しぶりにかなり冷え込んだようで、霜で真っ白でしたが、
朝からの太陽でゆっくりと融けていきました。
映画の試写会へ行くために街へ出て、そのあとはショッピング。
冬のセールももう終盤。
今月は何度も風邪をひいて体調がすぐれず、街まで買い物に行く
元気もなかったのですが、今日はせっかくのチャンスです。

Temple Bar からGraftonまで歩く途中で、ヘルスショップ
Down to Earthへ寄りました。
特に目当てのものがなくても、品揃えや値段をチェックしておくと
けっこう役に立つものです。
今日は買いませんでしたが、以前紹介した甘酒
きび(穀物の)版を見つけました。けっこうおもしろいものがあります。

声をかけられたような気がして、ふと見ると店の奥でプロモーション販売を
している方に「日本人ですか?」と聞かれました。日本語で・・・です。
何とオーガニックの抹茶を販売しているアイリッシュの男性でした。
その場で点ててもらったお抹茶をいただきながらお話ししていると、
福井県の小浜市に住んでおられたそうです。
私も小浜に住む友人がいるので話がはずみました。

もの静かな方ですが、抹茶には強い思いを持っておられました。
でも抹茶の本当の素晴らしさを知ったのは、アイルランドに帰ってから
だったそうです。
抹茶を広く普及させたいと、こちらで事業をおこされたのですから、
その思いは本物。
またホームページを見てみると完成度の高くて驚きました。
抹茶の効用から栽培や製造過程、また飲み方はもちろん、抹茶を使った
いろいろなドリンクやお菓子のレシピまで紹介されています。

私もこちらへ来る時に持ってきた抹茶をお客様の時の料理に
よく使いますが、アイスクリーム、ムースや焼き菓子、また揚げ物に
添える抹茶塩はいつも好評です。
いつもはケチケチと使っていますが、こちらでも質のいい物が手に入るなら
もっと思い切ってたっぷり使えるのでうれしい限り。

HPでは通販もされていますが納得がいく価格だと思います。
日本でも抹茶は高級品なので、料理用に使っている最低クラスの物でも
小さい缶入で千円以上はします。
質の低い物だと着色されているのか、やたらと緑が鮮やかなことも。
その点、ここの商品はオーガニック製品ですから安心。

来月からは英国でプロモーション活動に入ると言っておられました。
私たち日本人ではなく、アイルランド人が日本の抹茶をアピールして
くださっているのには脱帽です。
そしてそれがビジネスとして成り立つなら素晴らしいこと。
こんなところにも日本とアイルランドの架け橋としてがんばって
いらっしゃる方がおられました。
Kevinさん、がんばって日本の抹茶を世界に広めてくださいね。

KOYU MATCHA
http://koyumatcha.com/
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by happytable-eire | 2010-01-30 23:59 | About food | Comments(0)

Irish Native Oyster

さて、昨夜の夕食。
友人があんなにたくさん買ってくれたシーフードですが、
きれいにお腹におさまりました。
でも友人は夫ととの話とお酒と話がすすみ、いつまでたっても
料理の始まる気配がなかったので、結局ほとんど私が料理することに
なりました。残念。。。。

素材がいいので料理はシンプルに、
マグロは刺身。

ムール貝は以前にも紹介したように
サイダーで蒸し煮


スズキは生姜、フレッシュのレッドチリ、ニンニク、ネギ
をみじん切りにしてレモン汁、オリーブオイルに醤油を風味付け
程度合わせたペーストを塗ってロースト。
しっとりといい具合に焼けて、とってもおいしかったです。

そして牡蠣ですが、これだけはシェフの登場でした。
牡蠣を開けるのはコツが必要ですからね。
さてその牡蠣ですが、袋を開けた私は
「あれ??牡蠣じゃなくってこれって帆立貝?」と思ったのです。
見慣れたやや細長くて黒っぽい牡蠣の貝ではなく、
色は薄い茶色で形も丸い。
お店の人が間違えたのかと思いきや、やっぱり牡蠣で間違い
ありませんでした。
これがNative Oysterと呼ばれる、まさにアイルランド産の
牡蠣だったのです。
日本のとは種類が違うんですね。
で、調べてみたところ、日本で秋から冬が旬の牡蠣はマガキという
種類で、これが一番見慣れた牡蠣です。
夏にはイワガキが食べられますが、こちらはかなり高級品。

そしてこちらで食べられるのはイワガキとヨーロッパヒラガキ
という種類。
Native Oysterはヒラガキのほうで、私が一瞬そう思ったように、
丸くて色も薄く、帆立貝に似ています。
牡蠣というのは身のほとんどが内蔵なので、生だとつるっと
クリーミーなものだと思っていましたが、この牡蠣は身がもっと
コリッとしています。
香りは牡蠣の風味を凝縮したような感じですが、もっと食べやすい。
実は牡蠣を開けるのに適当なナイフがなかったので、生の状態で
開けるのが難しく、半分はさっと熱を加えてから開けたのですが、
そちらはもっと味が凝縮して、コリコリでした。
マガキのように汁たっぷりではなく、身が熱で縮まっていましたが、
それはそれでおいしかったです。
あっという間になくなったので写真は殻だけでお許しください。

牡蠣というと苦い思い出があります。
初めてアイルランドに来た時に連れて行ってもらった
ある社交クラブのパーティーで、シャンペンとギネスを割った
「ブラックベルベット」と呼ばれるカクテルを飲みながら、
生牡蠣を調子に乗って食べ過ぎ、ほぼ3日間ダウン。
飲み過ぎによる頭痛と、牡蠣に胃をやられてひどい状態でした。
(悪いのにあたったのではなく、牡蠣が精が強いのでやられた?)
それ以来、生牡蠣は一つ以上食べられなくなっていたのですが、
今回は4個くらい食べられたので、やっとあのトラウマから
抜け出せつつあるようです。

毎年Galwayで9月下旬に行なわれるオイスターフェスティバルには、
ぜひ一度行ってみたいものです。

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by happytable-eire | 2010-01-27 23:59 | ・Irish and others | Comments(6)

Seafood Chowder

日本に住んでいるアイリッシュの友人がわが家に滞在中です。
今日は夕食にシーフードを食べようとHowthまで魚を買いに行きました。
彼がまぐろ、すずき、ムール貝、そして牡蠣まで豪勢にショッピング。
今夜の夕食が楽しみです。何てったって彼はシェフですから。

さて買い物を終えるとランチタイムということで、近くのパブ
The Bloody Streamへ。
このパブは電車(DART)のHowthの駅の下にある、というか、
同じ建物の2階が駅になっています。
こういうところ、アイルランドにはけっこう多いみたいですね。

e0149801_4292421.jpg座ったのは火が入った暖炉のそばの心地よいテーブル。
何度か来たことはありますが、この場所ははじめてです。
私はシーフードチャウダーを注文。
チャウダーというとミルクベースのことが多いのですが、ここのはじゃがいもベース。
とろみはつぶれたじゃがいもなので重くありません。
そしてスモークした魚がたっぷり入っていて、独特の風味を出しています。魚にも火も通り過ぎることなくふっくらやわらかい。
そしていい仕事をしているのがディル。たっぷり入ったみじん切りのディルがきいていました。
チャウダーには欠かせないブラウンブレッドもとてもおいしくて、ランチにはぴったり。
お昼なのでハーフパイントだけにしたギネスビールとチャウダーの相性もよくて大満足でした。

そして友人が注文したのが、Mushy Peas とBaby Boiled Potatoes。
つまり、軽くつぶしたグリーンピースとゆでた小ぶりのじゃがいも。
サイドディッシュだけを注文したのですが、何とアイリッシュな組み合わせ。
2種類がお皿にのせられて出てきたのを見て笑ってしまいましたが、
ふと見ると他のテーブルにも同じのを注文している人がいて、変に感心。
考えたら、日本人が白ごはんと小鉢のおかず一つで食べる感覚でしょうか。

向い側のテーブルでは70代くらいのおじさんが3人でランチしながら
楽しそうにおしゃべりしています。
おなじみさんぽくって、地元の友達同士でランチをしているような雰囲気。
考えたら日本では年配の女性同士の集まりはよく見ますが、
男性は少ないように思います。
勝手に想像するのですが、これが週一回の楽しみなのさ、というような感じ。
その様子が微笑ましく見えて、あたたかい気持ちになりました。
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by happytable-eire | 2010-01-26 23:59 | ・Irish and others | Comments(0)

ラムのロースト

私はもともと羊肉が好きでしたが、こちらへ来てからは本当においしいと
思うようになりました。
日本でもヘルシーなお肉としてジンギスカンが流行った時期がありましたし、
北海道などではジンギスカン用のスライスが手に入りやすいですが、
ロースト用の固まり肉となると生を買うのは難しく、オーストラリアや
ニュージーランドからの冷凍肉がほとんどです。

e0149801_4164064.jpgアイルランドの豊かな草を食べて育つ羊は、やはりアイルランドを代表する生産物です。
この国では街中を少しはずれるだけで、すぐに緑が広がり羊が放牧されている様子が見られます。
そんなのですから、オーガニックに特にこだわるつもりはないのですが、時たま買うオーガニックのラムは、本当に柔らかくてクセがなく、どんな風に料理してもおいしい。

先日は英国の人気シェフ、Hugh Fearmley-Whittingstall の
『RIVER COTTAGE COOKBOOK』にのっているラムローストと野菜料理が
いっぺんにできてしまうレシピ『Weeping Leg of Lamb with Root Vegetables』
を試してみました。
Hugh Fearmley-Whittingstallは自らのファームRIVER COTTAGEを舞台に、
こだわりの食材を生産し、また自然から得られる食材を調理するスタイルが
売りのシェフ。料理はオーセンティックなものを多く紹介しています。

小さめのラムレッグだったのですが、骨はいいストックにもなるので、
骨の部分を切り落として煮込み用にキープ。
まずラムにナイフで所々切り込みを入れてニンニクとローズマリーを
差し込み、塩、こしょうをしてオイルをもみ込んで220度のオーブンで
ローストします。
その間にじゃがいも、人参、パースニップ、ターナップ、玉ねぎ、
リーク、かぼちゃなど、根菜類を中心に準備。
じゃがいもは5mmくらい、その他は2cmくらいの厚さに切って
塩、こしょうをしておきます。

ラムを20分ほどローストしてまわりがカリッとしたら取り出し、
天板の余分な脂を捨てて、野菜を全部入れて肉汁をからめ、ストックを
カップ1杯ほど加えて190度に下げたオーブンに戻します。
その時、野菜の天板の上に網を置き、その上にラムをのせておきます。
こうすることでラムから出る肉汁が野菜の上に垂れるというわけです。
料理の名前の”weeping”は「涙を流す」とか「液体をしたたらせる」という
意味があり、羊から出る肉汁が”weeping”というわけです。

e0149801_420393.jpgそのまま野菜が柔らかくなるまで約1時間。
ラムは火を通しすぎないほうがいいので、大きさによって時間は加減してきれいなピンク色に焼き上げるのが理想です。

あとはミントソースだけを準備して焼き上がりを待つだけ。
ミントソースはこちらではラムには欠かせないのですが、ミントの葉のみじん切りと砂糖と酢を合わせたもの。
もちろん市販もされています。
こういう風に付け合わせ野菜も一度にできてしまう料理はとても楽。
シンプルにたっぷりの根菜も食べられて、大満足の料理でした。
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by happytable-eire | 2010-01-24 23:59 | recipes | Comments(4)

京の千枚漬

先週のことですが、年末年始に帰国していて、日本から戻ってきた
ばかりの友人からランチのお誘いを受けました。
日本から持ち帰ってこられたごちそうを贅沢に出してくださって、
本物の日本食を堪能させてもらいました。
魚の粕漬け、牛肉のしぐれ煮、千枚漬などが揃い、お手製の粕汁も
久しぶり。ご飯がいくらでもすすむラインナップです。

粕漬けはブリと鯛と帆立貝。しみ込んだ粕の風味が滋味深く、
それぞれのおいしさがあります。
牛肉のしぐれ煮は、彼女のお母さんが炊かれたものですが、
お肉は三嶋亭の牛肉だそうです。
三嶋亭とは京都の老舗のすき焼きのお店で、精肉も取り扱っています。
しぐれ煮もここのお肉で作ると「やっぱり」というほどおいしいそうです。
たしかにこっくりした味と生姜の風味に、口に広がる牛肉の甘みが
なんともいえません。

そして千枚漬。これは言わずと知れた京都の名品のひとつ。
京都の街では、グンと冷え込む頃になると千枚漬け用の大きな
聖護院蕪が店に並びはじめます。
皮をむいて薄くスライスした蕪を昆布や唐辛子と一緒に甘酢に漬け込む
漬け物ですが、上等の千枚漬けは上質の昆布をふんだんに使ってあるので、
昆布の旨味が効いた贅沢なお漬け物です。
それだけにお歳暮に使われることが多いんですね。

高校生の時、年末に漬け物屋さんへアルバイトに行き、蕪の皮むきを
したのを思い出します。
寒いし手は冷たいしで辛かったですが、私が皮をむいた聖護院蕪を
職人さんが見事な手さばきで薄切りにして樽につけこまれるのを
見ていたのはとても印象に残っています。
日本にいる時は、年末のお正月用の野菜セットには聖護院蕪が入って
いることが多かったので、私もそれらしきものを漬けてみました。
最近のお漬けものには化学調味料が使われていることが多いので、
自分で漬けるお漬けもののほうが自然の味でおいしいのですが、
千枚漬けはなかなかおいしいのを作ることはできませんでした。

私のお薦めの千枚漬は京都の村上重さんのもの。
千枚漬はもともとは塩漬けで乳酸発酵させたものだったそうですが、
今はほとんどが甘酢で漬けられています。
でも村上重さんのは、今でも添加物を一切使わず、昆布と塩だけで
漬けた本物の千枚漬けです。
甘酢と違って日持ちがせず、発酵が進んで味が変わるので、
食べる時々に味が違いますが、それも発酵食品であるお漬けものだからこそ。
甘酢の千枚漬に慣れていると物足りなく感じるかもしれませんが、

蕪の甘味を感じることができ、自然の甘みと酸味のバランスが素晴らしい。
西木屋町四条の本店では切り落としと言って、千枚漬の端っこやら
形が揃わなかったのをお買い得品として買うことができます。
というか、ちゃんとした千枚漬けは普段のおかずにはちょっと高すぎて、
買うのはたいていお土産やら贈答用。
そんな時に自宅用に買うには切り落としはぴったりです。
でもこれは冬だけの季節限定品。
機会があれば本物の千枚漬、ぜひ試してみてください。

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by happytable-eire | 2010-01-24 23:59 | ・Japanese | Comments(6)

こだわりのパスタ

今日は友人にランチによんでいただきました。
昨年の今頃にも紹介したサンデーランチの友人です。
うちが持って行ったワインを開けて飲みながら話していると
もうひとりの招待客が到着。
小さなキッチンで彼の料理が始まりました。
すると、何度か野菜を持って外へ出て行くので何かと思えば、
キッチンの水が止まっているとのこと。
なぜかトイレやシャワーは大丈夫なのですが、その地域でもまったく
水が出なくなっている家がたくさんあるとのこと。
そんな不自由な中でも招待してもらって、申し訳ないやら。

先日の大寒波の頃から、ダブリン市内でもあちこちで水道が止まって
いるそうです。
もちろん凍結による被害もあったのですが、各家庭の水道の凍結を防ぐ
ために多くの人が水を流しっぱなしにしたからというのも大きな理由。
それで貯水の水位が下がってしまったのだそうです。
この国では水道代はただなので、水道料金を気にすることなく水を流した
ことも原因と聞いて、ただなのもいい面ばかりではないなと痛感しました。
きちんと料金を徴収して、それでシステムをととのえてもらうほうが
いいように思います。もちろん高いのも困るけど・・・

話がそれましたが、彼のお得意のパスタができあがりました。
イタリアで買ってきたという高級ツナ缶と塩漬けのケイパー、ブロッコリー、
さやえんどうなどを使ったオイル系のパスタです。
野菜の火の通り具合が絶妙で、ケイパーの塩気と最後にたっぷり入れた
スプリングオニオンがいいアクセントになり、いくらでも食べられるような
さっぱりしたパスタです。
前にも彼のパスタを食べて思ったのですが、アーティストらしいこだわりが
感じられます。
ブラックペッパーは使う分だけをその都度Pestle & Mortarでつぶし、
それぞれが好みで加えるというのも彼のこだわり。
使い込んだ木製のPestle & Mortarもとっても素敵だったので、
写真を撮ってくればよかった。
Pestle & Mortarは日本でいえばPestleがすりこぎで Mortarがすり鉢。
すり鉢のように溝は入ってなくて、石や木でできたものが多いです。
彼のは木製ですが、形が可愛くてとても使いやすそう。

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パスタの写真が思いがけなくきれいに撮れたのは、光のせいだと思います。
日光の入り方、照明がよかったのでしょうね。
さすが、アトリエだけある。
この使い込まれたテーブルも、トップが10cm近くあるような厚みで、とてもいい表情でした。

食事の後は散歩に行って海辺のほうへ降りて行きました。
よく晴れていたので冷たい風も気持ちよく感じられ、胸一杯に
新鮮な空気を吸ったような一日となりました。
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by happytable-eire | 2010-01-17 23:59 | Life in Ireland | Comments(4)

ベジ+ノンベジの和食ディナー

e0149801_19582155.jpg昨日は久しぶりに古くからの友人を招いてのディナーでした。
招待した2組のカップルのうち3人は日本に住んだことがある日本通。
彼らのリクエストに応えてメニューは和食。
和食の方が楽でしょ、と思われるかもしれませんが、私は余計にプレッシャーを感じてしまいます。
おまけにお客様のひとりはベジタリアン。
鰹だしなども使えないのでけっこう大変。
ひとりだけまったく違う料理を出したくないので、メニューをまとめるのにひと苦労しました。
おまけに前日から急にのどが痛くなり、なんとなくだるくて、やる気がまったく起こりません。
朝になっても風邪を理由にキャンセルしようかどうか真剣に悩んだほどでした。

昨日はお昼までベッドで横になってメニューを練り直し、
少し寝て気をとり直して午後から準備に取りかかりました。
午前中ゆっくり休んだのがよかったのか、何とか予定通りに
準備することができて、ほっ。

さて、昨夜のメニューは
○前菜三種盛り(そばのサラダ、アンディーブと豆腐のディップ、
        ブロッコリーの胡麻和え)
○焼きニラ餃子 
○揚げ野菜のマリネ
○がんもどき(抹茶塩添え)
○豆腐と七面鳥の揚げ団子(おろし生姜とつゆ添え)
○黒豆入紅米ごはん
○白菜の浅漬け
○抹茶ムース

ニラ餃子はベジタリアン用にはゆでた茶レンズ豆を粗つぶしにしたものを
豚ひき肉の代わりに加えてみましたが、これはなかなかうまくいきました。
食感こそ違え、お肉かと思うくらいしっかりした味になりました。

e0149801_19585154.jpg揚げ野菜のマリネは茄子、さつま芋、三色のピーマン、ビーンズなどを素揚げにしてマリネにする私の定番ですが、昨日は和風にアレンジ。
もちろん鰹だしが使えないので、醤油ベースに炒めたニンニクとバルサミコ酢でこくを加えました。
がんもどきはたくさん作って皆さんで食べていただき、ノンベジの方には豆腐を加えた鳥団子も加えてボリュームをプラス。

実はもう一品準備していた魚料理(ベジさん用には湯豆腐)は
様子を見てパス。
ご飯とお漬け物はもうお腹いっぱいで食べられないという方もあったので、
いい判断でした。

デザートの抹茶ムースは日本人にとっては普通のものですが、
こちらの人にとっては珍しいので、特に喜ばれました。
和の湯のみに入れて冷やし固めるだけでしっとりした雰囲気になります。

昨日のメニューは日本に住んでいた方にとっては懐かしい味として
喜ばれたし、日本食になじんでいない方にはとっつきやすい
取り合わせだったと思います。
こちらではベジタリアンの方も多いので、こういう機会もまたあると
思います。
ベジタリアンに料理すべてを合わせると、ノンベジの人には物足りなく
なりがちですが、昨日の餃子のように同じメニューを食材を変えることで
一緒に楽しめたのもよかったかと思います。
がんもどきは豆腐料理として立派な一品ですし、また野菜だけの料理を
加えれば大盛りで出しても楽しめます。
昨日はそういうバランスがとてもよかったと思っています。

彼らとは20年以上のお付合い。昔話にも花が咲き、お土産の日本酒は
アッという間に空いてしまい、うちのとっておきの一升瓶も半分が熱燗に
なりました。

こんな調子だったので、例のごとく写真はほとんどありませんが、
友人が撮ってくれた写真で少しばかりお楽しみください。
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by happytable-eire | 2010-01-16 23:59 | ・Japanese | Comments(0)

クリスマスの残り物?

先日、大きなスーパーで見つけたお買い得商品。
七面鳥のドラムスティックです。
ひき肉や胸肉の切り身以外の部分売りを見るのははじめてでした。
何と4本入で2ユーロもしないという値段にもびっくり。
これは試してみる価値があると買ってみました。

キャセロールで野菜と一緒に煮込むことにしました。
七面鳥に塩、こしょうをしてオリーブオイルでさっと焼き目をつけて
取り出したところへ、小さく切ったベーコンを加え、脂を出してから
ニンニク、玉ねぎ、セロリの薄切りを加えてしんなりするまで炒め、
赤と緑のピーマンの薄切りも加えます。
ここへストックを1カップほどと蜂蜜、粒マスタードで味をととのえ、
七面鳥をもどしてふたをきっちりしてオーブンへ。
そのまま買い物に行って約1時間、七面鳥は骨から身がほろっと
はずれるほどに柔らかく、野菜もとろとろ、煮汁も煮つまって
そのままでおいしいソースとなっていました。
七面鳥のモモはしっかりした赤身肉で、肉自体の旨味も強いので
こくのあるソースがよく合います。

はちみつのほんのりしたコクと甘み、粒マスタードがぴりっときいて、
おもしろいソースです。
はちみつとマスタードは友人のninukeyちゃんのブログで紹介されていた
豆の蜂蜜粒マスタード煮
をその朝見ていて、ひっかかっていました。
この組み合わせは、チキンのソースにすることがあるので、七面鳥にも
合うだろうと思ったのです。

粒マスタードはWholegrain Mustard with Guinnessを使いました。
このLakeshore ブランドのマスタードは丸っこくて可愛い瓶も好きで、
よく買いますが、中でもギネスビールを味付けに使っているこの
マスタードはギネスの苦みもあっておもしろい味。

それにしてもこの七面鳥の部分売りは定番なのか、それとも
クリスマスの残り物の七面鳥をさばくためなのでしょうか?
チキンよりもおいしかったので、このお買い得商品をもっと利用して、
コンフィなんかにもしてみたいと思っています。
もしクリスマスの残り物だったら季節商品なので、また近いうちに
探しに行ってみようと思っています。

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by happytable-eire | 2010-01-15 23:59 | recipes | Comments(4)

Baked Cheese Cake

今日から息子は学校が始まりました。
国が決めた今週の水曜日までは休みにするという措置も、
天候が回復したことでそれぞれの学校の判断に任せるという
ことになったそうです。
夫の携帯に入っていた学校からの緊急連絡を見逃していたので、
そのことを知ったのがもう夜になってから。
あと2日は休みのつもりだったので、生活リズムが休みモードから
戻らないままの始業となり、息子はブツブツ言っておりました。
そして朝起きると凄い強風が吹き荒れていて、もう一日お休みでも
よかったのに〜というようなお天気の中、出かけて行きました。

これで私にも毎朝のランチ作りが戻ってきたわけで、
急だったのでサンドイッチの具がないかとドキッとしましたが、
冷凍にしてあったローストビーフの残りでセーフ。
チーズ、ツナ缶、卵のストックを切らさないようにして、
また週一ローストチキンも始めなくては。

このクリスマスホリデーの間に息子は誕生日を迎えました。
いつも年末のバタバタの時ですが、小さい時はどんなに忙しくても
毎年手作りのケーキを焼いたものです。
ウルトラマンやらおさるやら、がんばってたなぁ。
最近は「ごめんね〜」ですませることが多かったような・・・
でも、先日の誕生日にはちゃんとケーキを焼きました。
たまたま買っていたFromage Fraisがあったので、ものすごーく
久しぶりのベイクドチーズケーキです。

"Fromage Frais"は"Fromage Blanc"と同じもので、それぞれ
『フレッシュチーズ』『白いチーズ』という意味です。
日本では“フロマージュブラン”として売られていますが、
めったに売ってないし、扱ってるケーキ材料のネットショップでも
ものすごく高い。
おまけに消費期限が短いので、よほどのことがない限り買うことは
ありませんでした。
代わりに水分を抜いたヨーグルトで代用していましたが、本質的には違う
ものですが、軽めのチーズケーキにはそれで十分だったと思います。

ところが昨年9月に訪れた南フランスでそのほんとうのおいしさを
知りました。日本で買ってたのよりもフレッシュ感があり、ヨーグルト
にはない牛乳の甘みもあり、いくらでも食べられる感じでした。
昨日も紹介したNolan’sで見つけた時はうれしくて、おまけに安いので
(200gで98c!)2パックも買ってしまったというわけです。

このチーズケーキはクリームチーズで作るようなコクはありませんが、
あっさりとしているのでローストビーフのディナーの後でもしっかり
食べられました。
飾りも何もなく地味ではありますが、素材のよさが味わえるケーキでした。

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by happytable-eire | 2010-01-12 23:59 | Baking | Comments(6)

「がんもどき」もどき

秋頃から時々行くようになったClontarfのNolan'sは地元の
ファミリー経営のスーパーなのに、その品揃えの豊富さには驚きます。
豆腐やもやしなどのアジア食品も定番で置いていますし、
大手のスーパーでは扱わないようなオーガニックやベジタリアン用の
食品も数多く置いています。
かといって、そういう食品を買うことはあまりありません。
なぜなら街のアジアマーケットに比べるとかなり高い。
たまにはいいけれど、いつもというわけにはいきません。

でも時々、どうしても試してみたくなる商品もあります。
それがこれでした。
商品名は「Sea Cakes」で、箱の写真を見るとまさにがんもどき。
原材料は豆腐、あらめ、ひじきなど、その名前の通り、豆腐を
ベースに海の幸を加えてあるようです。
でも、がんもどきのようにふんわりしてなくて、ずしっと重く、
揚げてありません。
またつなぎは使わずに型にぎゅっと詰めて形作ってあるようです。
箱の写真のように野菜とさっと煮てもよさそうですが、まずは
油でまわりがカリッとする程度に揚げてみました。
お醤油をさっとたらして食べると、白いご飯によく合うおかずに
なりました。
でも豆腐と具をぎゅっと固めてあるだけなので、滑らかさはなく、
ぼろぼろと崩れる感じです。
また、こちらのベジフードにありがちなスパイスを加えてあって、
和風の味とはちょっと違います。
一度さっと揚げてみたらおでんの具にできるかと期待しましたが、
これではちょっと無理ですね。
煮ているうちにぼろぼろと崩れてしまいそうです。

e0149801_8274530.jpgがんもどき、京都ではひろうすと言いますが、水切りした豆腐に卵やおろした山芋を加えることでふんわりした食感になります。
上等のだと銀杏やキクラゲが入って、1個が150円くらいしたように思います。
手作りしても思うほど手間はかからず、揚げ立てをおろし醤油でいただくのは本当においしいものです。
またおでんの具には欠かせません。

この「がんもどき」もどきはやっぱり本物とは遠いもどきでした。
こちらのベジタリアンには好まれそうな食材だと思いますが、私がわざわざ買いたいと思うようなものではありませんでした。
おいしいがんもどきを食べたかったら、やっぱり自分で作るしかないですね。
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by happytable-eire | 2010-01-11 23:59 | ・Japanese | Comments(6)