愛蘭土の林檎の木の下で

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Elderflower Champagne

e0149801_6114139.jpg土曜日、兄の家に着いてキッチンへ入ってしばらくしてのこと。
置いてあった大きなビンを見て、思わず歓声を上げてしまいました。
ずっとずっと憧れていたエルダーフラワーシャンペンです。
初めてアイルランドに来た時にもたくさん咲いていて、その時に夫がエルダーフラワーだと教えてくれました。
おばあちゃんがこれでお酒を作っていたと聞いていたので、私の保存食作りのバイブルにもレシピを見つけ、いつかは作ってみたいと思っていました。
それが目の前にあったのですから、ついつい興奮してしまったわけです。

10リットル入りの大きなビンの中にうすく黄色がかった液体。
中にはエルダーフラワーの白い花とレモンが入っています。
ビンの口にはモスリンの布がかけてあり、自然に呼吸できるようにしてあります。

兄によると仕込んで2日目だそう。
中の花には小さな泡がたくさんついていて、時々それが立ちのぼってきます。
一日に一度よくかき混ぜて6日たったら漉してボトルに詰め、
そのあとまた一週間ほど熟成させると飲めるのだそうです。
もう一本ビンがあるので作って持って帰ればと言ってくれたのですが、
大きなビンに一杯の液体が入ったのを車に積んで4時間も走って、
もし何かあったら大変なことになるというので断念。

e0149801_6124485.jpgエルダーフラワーは和名ではニワトコ。白い小さな花がたくさん集まっているのですが、見た目もとても可憐。
先日から似たような白い花のついた木を見つけるとこれかな、と香りをかいでみたりしていました。花はキンモクセイの花びらのように、ちょっと厚みのある5枚の白い花びらの中に5本のおしべが出ていて先に黄色い花粉がついています。
エルダーフラワーはマスカットのような香りがするそうですが、もうすぐ旬を迎えるグースベリーという果物と相性が良く、一緒にジャムにしたり、デザートにも。

花を持って帰ってくればよかったと後悔しているのですが、
摘んで時間がたったら香りもとんでしまいますよね。
Howthの丘の方へ行けばあるかもしれません。
もし見つけたら、コーディアルと呼ばれる、軽く発酵させた
シロップを作ってみたいと思っています。
炭酸などで割って夏向きのさわやかなドリンクができるそう。

花についている天然の酵母を利用する発酵飲料ですから、
何だかからだにもよさそうです。
日本にいたら、今頃はいつも梅干しをつけたり梅酒を仕込んだりする
季節です。
自然の恵みを生かす智恵は、どこの国にもそれぞれ息づいているのが
素晴らしいですね。

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        近くで見たら泡が立っているのがわかります
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by happytable-eire | 2009-06-30 23:55 | Preserves | Comments(4)

Slow Roasted Pork Belly

日本へ帰る娘がお世話になったご挨拶をかねて、この週末は
半年ぶりに夫の兄の家を訪れました。
アイルランドの南西部、ウェストコークと呼ばれる地方で、
ホリディとなると多くの人が訪れる美しいところですが、
なんといっても一番の楽しみは兄の料理。
本当に料理上手なので、いつも勉強になるのです。
今回は3週間前に入ったばかりという真新しいガス台がキッチンで
光っていました。
オーブンは電気なのだそうですが、機能がシンプルなものを選んだと
いうことで使い勝手もいいそうです。
日曜日はそのオーブンの機能を最大限に生かしたお料理をしてくれました。

e0149801_2542850.jpg朝一番に冷蔵庫からでてきたのは、3キロくらいあろうかという、ポークベリー。つまり豚バラ肉のかたまりです。
リブはきれいに取り除かれていて、しっかり水気を取ってありました。
こちらでは皮はついたまま売っていて、よく見るとまだ毛もたくさん残っていて触るとチクチク。
そして皮には1.5cm幅くらいに切り込みをいれてあります。

e0149801_365795.jpgお腹の側にはチリ、醤油、砂糖、コリアンダーなどで作ったペースト(これは他の料理に使った残り物だったらしい)を塗り、中華の花椒を挽いてすりこみ、皮の側には塩をすり込んでしばらく置いてお肉をしっかり常温にもどしました。
お昼前から75℃にセットしたオーブンに入れて約8時間、低温でゆっくり焼き上げました。

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そして一旦オーブンから出し、たっぷりしみ出した肉汁を取り分けます。
ここでオーブンの温度を250℃まで上げてから肉を戻し、皮をカリカリに焼き上げました。
カリカリになった皮はレストランでもローストしたポークに添えて出されることがありますが、家庭でここまできれいに焼き上げるのは簡単ではありません。
私も何度か挑戦していますが、いつもいまいち。

ポークには定番のアップルソースを添え、脂をきれいに取り除いた肉汁に
少しレモン汁を絞ったグレービーソースも。
野菜はジャガイモと人参、ケールを添えて。

肉はとろとろ、皮はまるで唐揚げの衣かというほど、さくさくとした
食感。最高です。間違いなく、今まで食べたローストポークの中で
一番おいしかった。
肉に塗ったアジア風の風味はさほど強くなく、ちょっとカラメライズした
アップルソースがいいアクセントでした。

そして翌日帰る前には、残ったお肉でローストポークサンドイッチを作って
持たせてくれたのですが、これがまた絶品でした。
脂が抜けながらもお肉がしっとりとしているので、少しのマスタードだけで
パンとしっかりなじんでいました。

本来ならもう少しゆっくりしたいところでしたが、なんとかギリギリ時間を
作って来たので、この料理を食べられただけでもよかったとしましょう。
もっと紹介したいものがあるので、ウェストコーク編続きます。

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by happytable-eire | 2009-06-29 23:50 | recipes | Comments(8)

Chicken Casserole

娘と2人の食事でついつい軽い食事ばかりになっていましたが、
今日は久々にちょっとしっかりした料理。
残り物を整理するためだったのですが、やっぱりこういう料理が
一番好きです。

骨付きの鳥のもも肉に塩をしてオリーブオイルで焼き目をつけて
取り出します。そこへ玉ねぎ、フェンネル、マッシュルーム、
人参を刻んで加えて炒めます。
鶏肉をもどして白ワインを加えて少し煮詰め、生クリームを加えて
塩と強めのブラックペッパーで味をととのえ、オーブンへ。
180℃くらいで1時間ほど。

魚のハーブと呼ばれるフェンネルと鶏ってどう?と思ったけれど、
少しだけ残ったフェンネルがそろそろ使い切らないとダメだったし、
鶏とフェンネルのレシピも見たことがある、と思って使いました。
開封して少し日がたった生クリームを使い切りたくて、
それに冷蔵庫に少しずつ残っていた野菜もたっぷり入れて
オーブンに入れたらあとはほっとくだけ。
でも、これで立派な鶏料理が完成です。
茹でたブロッコリーとマッシュポテトを添えればじゅうぶんです。
鶏がナイフがいらないほど柔らかくなっていて、口の中でほろっと
ほどけます。

料理の名前というとチキンキャセロールというところでしょうけれど、
もともとキャセロールとはフランス語のシチュー用のお鍋のこと。
それがこういう料理をさす言葉にもなっていますが、
火にかけるのではなく、オーブンで全体からじっくりと火を
通すのでかためのお肉も柔らかく調理することができます。
また、今日のように冷蔵庫の残り物のあり合わせの材料でも
それなりのお料理になってくれます。
今日もキャセロールでオーブンへ入れるところまでをすませて、
海岸沿いの道を歩きに出て小一時間。
帰ってきたらちょうどいい感じ。
オーブン料理のよさは、下ごしらえしてオーブンに入れれば、
あとは勝手に料理してくれること。上手に利用すれば本当に便利です。

ただし温度や時間の設定にはじゅうぶん気をつけてくださいね。
うっかり温度を高く設定してたり、タイマーなしのオーブンで
予定時間に帰って来られなかったりして、大変なことにとなったことも・・・

歩いて帰ってきてお腹がすいていたので、ささっと写真を撮ったら、
なんだかよくわからない写真ですみません。



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by happytable-eire | 2009-06-22 23:57 | recipes | Comments(5)

おつかれさま

今日で娘の試験が終わりました。
セカンダリースクールで学んだことの総まとめで、この点数によって
入れる大学が決まりますので、大学受験のようなものです。
1教科が最低2時間半、教科によっては3時間以上、英語や数学は
2種類あるので、日本のように1日2日では終わりません。
娘は今月3日に始まって、最終日の今日まで受験科目があったので、
ほんとうに長丁場でした。
そこで今日はおつかれさまと無事に終わった感謝をこめて、同じクラスの
日本人留学生と、留学生のお世話係をしてくださっていたフランス人の
先生をお招きしました。
メニューはもちろん日本料理です。
実はお招きした先生が大の親日家で、日本人留学生には特に目をかけて
くださっていました。
私が昨年秋にこちらへ来てからお会いする度に、日本がどれだけ好きか
熱く熱く語ってくださいます。
日本のお料理をごちそうしたら喜んでくださるだろうなとずっと思って
いたので、今日はいい機会でした。

今日来てくれたお友達の中には明日、日本に帰る子もあるので、
帰ればお母さんの手料理が待っているとは思うのですが、
試験中は日本食を食べに出る機会もなかったようで、久々の和食を
喜んでくれました。
そして先生も、とっても楽しんでくださったと思います。

今日は特に変わった料理を作ったわけではないのですが、
ちょっとごちそう風にひとりずつの塗りのお盆を使い、はじめは一品ずつ
器に盛ってお出ししました。
照り焼きやお寿司は大皿盛りにして、お好きなだけ取っていただきましたが、
たくさん準備したつもりがあっという間になくなりました。

今日のメニューは
○ そばのごま和えサラダ風
○ ブロッコリーの梅おかか和え
○ 素揚げ野菜と焼きパプリカの和風マリネ
○ 鶏手羽中と手羽元の照り焼き ゆず入り唐辛子添え
○ 和風サラダ
○ 押し寿司 (鮭のそぼろ、二色卵のそぼろ)
○ かぶのお漬け物
○ 抹茶のババロア 
○ ほうじ茶

先生は明日帰国する子をホストファミリーまで送り届けるのもあって、
ちょっと早めのお開きとなりましたが、試験が終わった開放感も手伝って
楽しい夜となりました。
そして娘はクラスメイトとの試験終了祝いと国へ帰る留学生との
お別れパーティーに出かけて行きました。
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by happytable-eire | 2009-06-19 23:55 | ・Japanese | Comments(6)

Cherry Claforti

土曜日のマーケットで買ったさくらんぼ。
5月の終わり頃からオーガニックのもたくさん出回っています。
日本ではアメリカンチェリーとして出回っている、濃い赤の
甘いチェリーですが、こちらのはほとんどスペイン産のようです。
日本の佐藤錦系のさわやかな甘みのさくらんぼとは違って、
しっかり濃い甘み。

前にマーケットで買った時は息子が日本へ帰る直前だったので、
ちょっと奮発してたくさん買い、フレッシュなのを存分に食べました。
旬の美味しい時に一度でも満足するほど食べる、それが我が家流。

日本ではサクランボは高級品。
フレッシュなのをお菓子に使うなんてとてもできませんでしたが、
こちらではそれも可能な値段で買うことができます。
そこで初めてフレッシュなサクランボのクラフティを作ってみました。
ずっと前からスモモや桃やオレンジで作っていたレシピです。

サクランボの種を抜くところだけが面倒ですが、あとは生地の材料を
混ぜて流して焼くだけ。とっても簡単です。
焼き上がりは卵の力でプウッと膨らんでいますが、オーブンから出して
しばらく置くとシュンとしぼんでしまいます。
焼いても濃厚なサクランボの甘みと香りが生きていておいしい。
実はスモモも買っていたので、さくらんぼに混ぜてみたのですが、
焼き上がるとスモモは酸っぱく、フレッシュで食べるほうがずっと
美味しかった。

食べてからうちにある料理本でレシピを調べてみると、
Hugh Fearnley-Whittingstallはサクランボの美味しいジュースが
外へ流れださないように種はとらない、としています。
なるほど、それはそうかも。でも種が口に残るのもちょっとね。

Raymond Blancというフランス人シェフはさくらんぼの種を取って
砂糖とキルシュをまぶしてマリネし、出てくるジュースも全部生地に
混ぜるとしています。
こうすることでサクランボの甘みと香りをより引き出すそう。
クラフティはフランスの、まさにおふくろの味的なお菓子なので、
彼もお母さんの味が一番、と書いています。
また彼のレシピは卵白を泡立てて混ぜているので、仕上がりはスフレ風。

e0149801_330788.jpg小麦粉を使う、使わない、
生クリームだけ、ミルクだけ、両方合わせると、いろいろなレシピがあり、食感もレシピによってかなり違うと思います。

クラフティにむくフルーツがいろいろある夏の間に、いろんなレシピを試してみたいと思っています。
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by happytable-eire | 2009-06-18 19:30 | Baking | Comments(4)

Oven Dried Tomatoes


もうひとつ、トマト続きで・・・

先週末に義姉のファミリーが3週間のホリディに出かけました。
行く先は以前、仕事の関係で住んでいた南アフリカ共和国。
友人宅に滞在しながら、自然保護区へと出かけたり、
今年は南アフリカ共和国へ遠征中のラグビー代表チーム、
ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの試合観戦も
その大きな目的。
今年はアイリッシュ・ラグビー大躍進の年だったこともあり、
このラグビーのドリームチーム37人の中に14人の選手が
アイルランドから選ばれています。
その試合を生で見られるのですから、うらやましい。

留守になる家の様子を時々見に行って、郵便物を入れたり、
植木の水やりを頼まれたので、出発の前日、鍵を預かりに姉の家へ。
そしてキッチンに残っていた食材をたんまりといただいてきました。
その中にチェリートマトの大きな1パック。
うちも買ったばかりだったし、量もけっこうあったので、
ドライドトマトにすることにしました。

e0149801_23124285.jpg半分に切って皮側を下に天板にのせ低温のオーブンで様子を見ながら約1時間半。
火を止めてもそのままオーブンに入れたまま一晩おきました。
まだ少し柔らかいくらいでいいのですが、トマトの水分にもよるので柔らかさはお好みで。
トマトの味がぎゅっと凝縮しているので、そのまま食べてもおいしい。
もどす必要もないので、このままサラダやパスタに加えたり、
使い道はいろいろ。

以前は種を取り出していたこともあったのですが、実は種のまわりに
トマトの旨味があるのを知ってからはそのままで。
でも完全に乾いてないので、このままだと傷んでしまいます。
そこで瓶に入れてオリブオイルをたっぷり注いで保存。
香りづけと殺菌にローズマリーをひと枝。

売っているのには "Sun Dried Tomatoes"と表示されてることがありますが、
これはさしずめ "Oven Dried Tomatoes”。
干し椎茸なども天日干しのほうが上等なのと同じで、太陽の下で乾燥した
もののほうがきっとおいしいのでしょうけれど、日差しも弱くて
いつ雨が降り出すかわからないアイルランドでは、天日干しは不可能。
オーブン乾燥では干し加減を好みに調節できるので、自家製のよさは
十分に味わえると思います。
安いトマトがたくさんある時などにトライしてみてください。

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by happytable-eire | 2009-06-16 23:55 | About food | Comments(12)

黒トマト



e0149801_9214448.jpg先日のマーケットでちょっと珍しいトマトを見つけました。
色が独特の深い色をしていて、他のに比べて圧倒的に実が大きい。
ほとんどのが熟れすぎているのか、実が柔らかそう。
初めての食材はとにかく知っておきたいので、できるだけ実がしまってそうな小さめのを1個選んでレジへ。
例のお兄さんが「これは美味しいよ〜、○○Noirと言う名前だよ」と
教えてくれたのですが、”Noir”の部分で、「あ、なるほど、黒か」と納得したら前の部分を忘れてしまいました。
帰って調べてみると、日本ではまさにそのまま黒トマト、英語では
"Ananas Noir Tomato” と “Anais Noir tomato” と出てきましたが、
お兄さんが言ってた名前とはちょっと違うような気がします。

この黒トマトはロシア原産だそう。ロシアというのはものすごく意外です。
普通は熟れてくるとともに赤い色素のリコピンが増え、緑の色素
クロロフィルは減少するのですが、これは熟れてもクロロフィルが
減少しないのでこういう色になるのだそうです。
補色である赤と緑が混じると黒になる、というわけですね。
でも、黒と言っても彩度の低い緑と赤が混ざったような感じです。

素材を味わうにはシンプルに食べるのが一番。
薄切りにして上質のオリーブオイルと塩をふりかけただけのシンプルな
サラダで食べてみました。
実が柔らかく、酸味と甘みのバランスがよく、香りもさわやかで、
ほんとうにおいしいトマトでした。
アイルランドへ来てから、トマトだけはオーガニックのでも
美味しいと思ったことは一度もなかったので、これには大満足。

でもこのトマト、ビックリするようなお値段でした。
1キロあたり9ユーロ、ちょうど手の平におさまるくらいの大きさで
1個2.7ユーロもしたんです。
値段を聞いた時にはちょっとビックリしたけれど、エンドウ豆を
おまけしてもらったので、ま、いいかと思って買いました。
確かに日本のネット上でも、小さいのでも1個500円くらいしています。

日本ではあと2〜3週間もすれば露地栽培の旬のトマトが
でまわるようになりますね。
丹後の田舎の家の近くで自然栽培の野菜を作っておられる青木さんの
トマトは、ほんとうにおいしかったなあ。
そんなことを思い出すと、夏のギラギラとした太陽が恋しくなってきました。
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by happytable-eire | 2009-06-15 23:55 | About food | Comments(6)

豆ご飯

お豆の季節です。
私は乾燥豆の料理も好きですが、この季節のエンドウ豆や空豆、
さやえんどうやインゲンといったフレッシュなお豆が大好きです。

数日前に英国に住む友人、ninuckeyちゃんがアップしていた
おいしそうな豆ご飯を見て以来、豆ご飯が食べたくて食べたくて・・・
そろそろ旬だとは思うのですが、先週は嵐のような吹き降りで
土曜日のマーケットはパスしたので、のがしていたのかも。
スーパーではさや入りのはまったく見ないので、エンドウ豆を目当てに
マーケットに出かけました。

ありました。売ってました。
かなり鮮度が悪かったので買うのは少し迷ったのですが、よくよく
選別して一回の豆ご飯に使う量だけを袋に入れました。
他にもフルーツやコールラビをレジに持って行って計算してもらう時、
いつものお兄さんだったのですが、ぱっと袋の中のエンドウ豆を見て、
こんなに悪いのでいいの?と聞きました。
どうしても食べたいから仕方ないと答えると、そのまま袋をくしゃっと
閉じてそのままバッグへ入れてくれました。
彼は前にも少ししなびているからと大根をくれたこともあり、
サービス満点。
奥さまが台湾の人とかいうことで、同じアジア人の私にも親しみを
感じてくれてるのかも。

e0149801_1425710.jpg家へ帰ってさやから出してみると、なんと中ですでに発根しているのが・・・
でも色は青々としたきれいな緑で、じゅうぶん柔らかい。
というわけで、今日の豆ご飯となりました。
少量のお塩とお酒だけのシンプルな味付け。
ninuckeyちゃんがお母さんから受けたアドバイス、「お豆を入れたら混ぜたらあかんえ」を忠実に守って炊きました。
ただ、こちらのPeasと日本で春先に出まわるうすいエンドウとは
品種が違うらしく、豆が小粒で色も緑がちょっと濃いめ。
味もやや甘めかな。

e0149801_143153.jpg贅沢を言えば、豆ご飯にはやっぱりうすいエンドウがいい。
甘みより独特のくせと香りが強いから。
でもちょっと時期が遅かったけれど、毎年春には必ず炊く豆ご飯を、こうやっていただけて幸せでした。

あとは海老と野菜の天ぷらを揚げ、新玉ねぎと大きめのおネギをさっと薄味の出汁で炊いて、純和食の夕食を楽しみました。
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by happytable-eire | 2009-06-14 23:55 | ・Japanese | Comments(4)

Taste of Dublin レストランの料理編

昨日のイベントで食べたレストランの料理を紹介します。
20店近くのレストランが3種類ずつ提供していたので、
かなりのバリエーション。そうたくさんも食べられないだろうし、
事前にチェックはしていたのですが、結局はその場でおいしそうに
見えたものを選びました。
食べたのはこの3皿。

☆ The Town Bar & Grill
West Coast Crab Salad with Apple Jelly & Pea Shoots
(西海岸のかにのサラダ、アップルジェリーとエンドウ豆の穂先添え)

☆ L’Ecrivain
Cumin Spiced Connemara Hill Lamb Burger in a Ciabata
with Dunbrody Tomato Chutney, Rosemary Aioli & Rocket
(クミンのスパイスをきかせたコネマラヒルのラムバーガー、
Dunbrodyのトマトチャツネとローズマリー風味のアイオリ、
ロケットをチャバッタ(イタリアのパン)にはさんで)

☆ Roly's Bistro
Valrhona Hot Chocolate Pudding with Vanilla Bean Ice Cream
(ヴァローナのホットチョコレートプディング、ヴァニラビーンズの
アイスクリーム添え)

それぞれ1皿5〜8ユーロで提供されていますが、
量も店によってはこれだけ?というほどで紙皿にプラスティックのカトラリー。
たしかにお味見としてはじゅうぶんですが、これを安いと見るか、
高いと見るかは意見の別れるところだと思います。

The Town Bar & Grillのカニサラダは奇をてらわず無難なお味。
素材のよさを生かしてあり、ハーブはチャイブとフラットパセリだけ
だったと思います。アップルジェリーがもう少し柔らかめのほうが
カニ身とからんでよかったかも。
L’Ecrivainのラムバーガーはジューシーでクミンがきいた私好みの味。
添えてあるトマトチャツネがケチャップのように甘すぎずいい感じ。
DunbrodyはセレブシェフKevin Dundonが経営するカントリーハウスで、
ショップが出ていたのでチャツネなどを試食しましたが、
どれもなかなかおいしかったです。
りんごやアプリコットがゴロゴロしたまま残っててそれが新鮮。
ああいう感じのチャツネは作ってみようと思います。
このバーガーはなかなかのボリュームで7ユーロでした。

そしてRoly's Bistroのチョコレートプディングは素晴らしく
おいしかった〜
しっかりチョコレートなのに甘みが絶妙でさっぱりしています。
コクのあるヴァニラのきいたアイスクリームとの相性が最高。
クラシックなのに洗練されていました。
チョコレートプディングはイギリスの伝統的なスティームドプディング、
つまり蒸しケーキですが、初めておいしいと思いました。
Roly's Bistroは1992年にオープンして2年後くらいに行ったことが
ありますが、当時も大人気のレストランでした。
15年以上たってもその人気は変わらないようですね。

実は3皿とも写真を撮ってません。カメラを持ってたのに、です。
フードブロガーとしてはまるで失格なのですが、根っからの
食いしん坊のせいなのか、食べる時には写真を撮ることをけろっと
忘れてしまうのです。
このブログに料理の出来上がりの写真が少ないのもそのせいです。
できたらすぐにおいしいうちに食べたいから。
料理ができて写真を撮るうちに冷めてしまうとか、
家族に食べるのを待たせるのがどうも嫌なんです。
言い訳がましいですが、今日もその調子で忘れてしまいました。
なので、忘れないうちに再現して撮るように、頑張ります。
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by happytable-eire | 2009-06-13 18:20 | Life in Ireland | Comments(2)

Taste of Dublin 試食編

今日の午後は街で開催中の食イベント「Taste of Dublin」に
行ってきました。
実は先週の土曜日、Irish Timesの土曜日版のMagazineに出ていた、
チケットプレゼントに応募したところ、金曜日午後の入場券が
当たったというメールが来たのです。
何人か誘ったのですが、皆さんお仕事だったので、結局娘と
行ってきました。
会場はIveagh Gardens、St.Stephen’s Greenの近くの公園です。
噴水などもあって趣のある、普段は静かな場だと思われますが、
今日はかなりの数のブースが出ていて、多くの人で賑わっていました。
各食品メーカーやショップが自慢の商品を並べて試食販売していたり、
ダブリンと近郊の有名レストランも出店していて、各店3種類の
代表的な料理を提供していました。

この他にもちょこちょこと試食をつまんだりしていたらお腹いっぱい。
おもしろかったのが、ヤクルトの試飲。
つい最近スーパーに売っているのを見て、高くて驚いたので買ってまで
飲むことはなかったでしょうけど、小さい頃に毎日飲んでいた味が
やけになつかしかった。
パッケージもそのままで、これがこちらで受け入れられるかのかなと
思わないでもないですが、変わらぬ味がうれしかったです。
※ちなみにスーパーでは7本入り3.99。日本での価格もわからないので、
あくまでも私の感覚です。

このイベントの入場料は25ユーロ。これは入場料だけですから、
中での飲み食いは試食でない限り全部お金がかかります。
はっきり言って高すぎる!
よくこれでこんなに人が集まるものだと思いましたが、
日本のデパートの『北海道フェア』には必ず人が集まるのと
同じ感じかな、と思うとまあ納得。

あまり時間もなかったのでセレブシェフのデモンストレーション
は見ませんでしたが、明日は特にテレビで有名なシェフが揃うので
すごい人でごった返すのではないかと思います。
人ごみが苦手な私には、今日くらいの混雑が限界。

そして今日一番うれしかったのが、タイをアピールするブースで
ナンプラーをもらったこと。
たくさん並べてあったので、買おうと思ったら売り物ではなかった
のですが、そこにいたとってもハンサムな青年がタイ料理を作るなら
プレゼントしますと言ってくれたのです。
アイルランドではタイ料理はまだあまり普及してないのか、
ナンプラーがなかなか買えません。
今キッチンにあるのは高さが10cmもないようなミニボトルだけ。
もらったのは本場のナンプラーなので、特にうれしい。

興味がある方はHP http://www.tastefestivals.ie/ で。

今日食べたレストランのお料理については、また後日まとめて
書きますね。
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by happytable-eire | 2009-06-12 23:50 | Life in Ireland | Comments(4)