愛蘭土の林檎の木の下で

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カテゴリ:About food ( 33 )

うちのファラフェル

久しぶりに和食以外のお料理を。
実のところ、わが家の和食率はそんなに高くありません。
何でも食べてくれる夫も、和食が続く事には歓迎ムードではなく、
ほんのたまーにですが、不満も出ます。
今はアイルランドに住んで、いい食材に恵まれているのですから、
いろんな料理もしたい。

今日は中東の料理ファラフェル。
ひよこ豆のコロッケのようなお料理です。
最近は日本でも知名度が上がってきてはいますが、まだまだと
いったところ。
こちらでは中東系のファストフードや、カフェなどでも出され、
特にベジタリアンに人気です。

私が初めてファラフェルを食べたのは、京都二条にある
日本酒バー「よらむ」でのこと。
もう10年以上前のことですが、友人の友人が経営されている
お店ということで連れて行ってもらい、その後はちょくちょく
行くようになりました。
ご主人は日本滞在歴が長い、イスラエル人のヨラムさん。

彼が全国からよりすぐった地酒と、おつまみだけですが、
彼のセンスとテイストが存分に楽しめる素敵なお店です。
カウンター8席くらいのウナギの寝床型の小さなお店ですが、
路地を抜けていくようなデザインも雰囲気抜群。
お料理は私の知る限りでは動物性のものはなく、
国際色豊かなのに、すべて日本酒に合うというコンセプトで
選ばれています。

その料理の中で私が初めて出会い、とても気に入ったのが、
ファラフェル(Falafel)とハルーミ(Halloumi)でした。
特にファラフェルは、ヨラムさんに作り方を教えてもらい、
試行錯誤してレシピを作り上げました。
彼は香辛料のことは細かく教えてくれなかったので、私流です。

ファラフェルのレシピを調べると、ほとんどがひよこ豆を茹でて潰して、
香辛料を加えて丸めて油で揚げるものですが、ヨラムさんのは違いました。
おそらく彼のお国、イスラエルのレシピだと思いますが、
ひよこ豆を茹でず、生のまま潰して揚げるのです。
まわりがカリッカリで、食感もふんわりというよりざくっとして、
何よりも香ばしさが魅力。
茹でてから作るファラフェルとは全く別物という方がいいかも。

わが家は豆料理大好きなので、しょっちゅう豆が登場しますが、
特にひよこ豆は定番中の定番。
煮込んでもよし、サラダにもよし、ご飯に炊き込んでもよし、
またどんな味付けにしてもそれなりに合うところが大きな魅力。
これまでにも何度か、このブログでも紹介していますが、
なぜか使用頻度の割に登場回数が少なかったです。

さてこのファラフェル、ひよこ豆をしっかり戻したら、
フードプロセッサーにかけて細かく砕き、にんにく、
クミン、ターメリック、チリ、黒胡椒などの香辛料を混ぜ、
ぎゅっと丸めて油で揚げます。
ヨラムさんは、お母さんから送ってもらったという、
ファラフェルの抜き型を使っておられました。
種を詰めて押すと、厚さ1.5cmくらいの円盤形になって、
ぽこっと出てくるものでした。
私は手でしっかり丸めますが、時々、豆の状態によって
固まらないことがあるので、その場合は少しだけつなぎに
片栗粉などを足します。

ひよこ豆を戻すだけでできるので、茹でるよりずっと簡単。
そして香ばしさとスパイスを楽しめるファラフェル、
おすすめです。
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by happytable-eire | 2014-04-15 23:59 | About food | Comments(0)

初収穫!

旅行から帰ってきて2日はぐだぐだしていました。
非日常の生活を2週間も続けていると、気付かないうちに疲れが
たまっているものですね。
旅行中はまったく気にもならなかったのに、突然腰痛が出たり、
まあ、普段の私の生活からすると、ずいぶん歩いたのは事実ですが・・・

というわけでやっと、2週間お世話をお願いしていた野菜たちを見に
行って来ました。
家主のLizもスコットランドに数日の旅行に出ると聞いていたので、
息子さんが水やりをしていてくれるはずなのですが、あてにならない
とLizがぼやいていたで、すぐにでも行くべきだったのですが。
行ってみるとLizも戻っていて納屋の整理をしていたので、
手伝いながら今後のプランも立て、育ち具合をチェック。
雨が少なかったようで、土が乾燥気味ではありますが、
お天気が続くのはありがたいことです。

2週間で驚くほど大きく育っているのもあれば、一体何をしてたの?
というくらい育っていないものもありました。
大きく育っていたのは豆類。
空豆はもうたくさん花が咲いていて、ランナービーンズもつるを
のばし始めていました。
一度目の苗の植え付けをしてから撒いた種も苗が大きく育って
いたので、明日はそれを地植えしなくては。

玉ねぎやニンニクも立派に葉をしげらせていましたし、オーガニックの
八百屋さんで買った鉢植えのバジルを移植しておいたのが、
元気に育っていて、ダメ元だと思っていただけに驚きました。

出かける直前に種をまいたかぼちゃや枝豆、ゴーヤも立派な苗に
なっていました。ゴーヤは気温が低過ぎて育たないだろうとは
思うのですが、グリーンハウスで育ててみるつもりです。
一番育ちが悪いのが紫蘇の苗。
青紫蘇は初めに撒いたのが芽を出してくれなかったので、
もう一度撒き直し、それがやっと小さく育っていた程度。
すでに芽を出していた赤紫蘇にいたっては、私が出かける前から
ほとんど伸びていないのです。
もっと暑くならないとダメなのかなあ。
もちろん、グリーンハウスの中なんですけどね。

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そして初収穫できたのが、小松菜とサラダ用の菜っ葉たち。
さっそく家へ持ち帰ってサラダにしました。
グリーンのサラダ菜は買ったものですが、赤っぽい葉とロケットが収穫したの。
採れたてで新鮮だし、香りがちゃんとするし、本当においしい!!
サラダを盛りつけたこのお皿は、旅行中に一目惚れして買ったガラスの大皿。
深みもあって透明感もあるパープルがグリーンの野菜を引き立ててくれます。
もう1枚、薄いブルーを買ったのですが、やさしいピンクも捨てがたく、
悩みに悩んでセレクトした2枚です。
荷物に余裕があれば、セットで買いたかったくらいだったのですが・・・

サラダ用の菜っ葉類は、豆やズッキーニの苗の間で育てていて、
生育期間も短いので順々に収穫していきます。
これからは、新鮮なサラダが毎日食べられそうでうれしい。
あとはお天気が続くことを祈るばかりです。
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by happytable-eire | 2010-06-24 23:59 | About food | Comments(6)

気まぐれで買ってみた

e0149801_9275665.jpgまずはこれ『Yakult』。そう、間違いなく『ヤクルト』です。
さすがにアルファベットになってるけど、この容器は日本のとそのまんま。

去年行ったフードイベント”Taste of Dublin”でブースが出ていて、試飲を配ってた時にちょっとびっくりして、飲んだら思わず『なつかし〜』と叫んでました。
そう言えば昔はうちにも配達してもらってて、定期的に飲んでたなあ。ヤクルトジョアとか、ミルミルとか、CMソングが耳に残っていませんか?
で、そのあとお店に売ってるのを見てまたびっくり。7本入で3.99ユーロ!
こんなに高くって買う人がいるのかと思ったけれど、そのスーパーには常に置いてるので、売れてないわけじゃあないんでしょうね。

ヤクルトはヤクルトレディさんがカートに入れて配達してるので、
値段って知らないんですよね。
なので、これが高いのか安いのかわからないのですが、日本円にして
1本70円くらいって、ひょっとしたら日本より安いのかも。

先日、賞味期限が近くて半額になってたのをフラっと買ったら、
なつかしさもあって、これがなかなかおいしい。
息子も『この量がちょうどいい』とか言いながら飲んでいました。
定期的に買うことはないでしょうけど・・・

テレビCMも流れていますが、出ているのは残念ながら渡辺謙ではありません。
『バクテリアが腸を健康にして、免疫力を高める』というセールスポイントを
強調していて、日本のイメージCMとは趣が違います。

ヤクルトのウェブサイトを見てみると、世界中で事業を展開していて
ちょっと驚きました。
アイルランドにもちゃんと、イギリスヤクルト株式会社のアイルランド支店
があってこれまたびっくり。
ヤクルトさん、頑張っています。

e0149801_9281796.jpgもう一つはこれ
こちらのお菓子にしては珍しく、また私にしても珍しくパッケージが可愛くて買ってみました。
味はというと、素晴らしくおいしいというわけでもないけれど、結構好きな感じです。
パッケージにも”all butter biscuits”と書いてあるように、バターの味がしっかりしていて、クッキーというよりは薄焼きのショートブレッドみたいな食感です。
そんなに甘いとは思えないのに息子は「甘過ぎて嫌」と言います。
ホワイトチョコレートが入っているらしく、そのせいかも。
お茶する時にちょっと1枚、というのにぴったりです。

でもこのパッケージ、どうも中身がイメージできないんですけど・・・
“Artisan”(職人)の手焼きビスケットというイメージもできない。
しろくまは可愛いけれど、この水色もビスケットのイメージとは
かけ離れているし・・・
あえてイメージを合わせたとしたら、ホワイトチョコレートの白で
SNOWなんでしょうけど。
このメーカーの製品は、他のもパッケージが可愛いので、
また見かけたら買ってしまいそうです。

余談ですが、こういうお菓子は日本ではクッキーと呼ぶのが一般的。
アメリカ英語では甘いのがクッキーなので、日本でもそういうふうに
使うようになったんでしょうね。
でも、こちらではクッキーという言葉は使わなくて、甘いのも塩味のも
ビスケットと呼びます。クッキーも通じないこともないですが。
同じ英語でも、ちょっとした所で違いがあります。
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by happytable-eire | 2010-05-13 23:59 | About food | Comments(6)

Wild Garlic Pesto

この数週間、息子が日曜日ごとにカヌーの講習を受けています。
River Liffey(リフィー川)の上流の方にあるカヌースクールなのですが、
公共の交通機関で行けるような場所ではないので、送迎が必要です。
先週は送って行ったついでに、川沿いを散歩してきました。

リフィー川の上流にはカヌーだけでなく、ボートクラブや大学のボート部の
練習場になっているようで、エイトという8人で漕ぐ競技の練習で何艇も
出ていました。
川沿いの道をコーチが自転車で走りながらタイムを取り、かける声もなかなか
厳しい。
女性のチームもありましたが、皆さん上腕たくましく、呼吸を合わせて
オールを漕ぐ姿はなかなかカッコ良く、見ほれてしまいました。

犬の散歩をする人も多く、駆け回り、川へじゃぶじゃぶと入って
行く犬たちを見ているのも楽しいですし、水鳥もいろいろいて、
ちょうど季節なのか、鴨の親子が列をなして泳ぐ姿もありました。
そんな様子でゆったり歩いていたら、ふと目にとまったのが、これ、
ワイルドガーリックでした。

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前日にマーケットで売っているのを見たばかりだったので間違いない!と、
ちぎって匂いをかいでみたら、しっかりガーリックの香り。
一カ所にかたまってあるのしか見つけられませんでしたが、
それだけでも片手では持ちきれないほど摘むことができました。
袋も持っていなかったので素手で持っていたら、手に匂いがつくほど強い香りです。


ワイルドガーリックは毎年、こちらのブログで見ていたし、
マーケットの八百屋のお兄さんも、この一週間がチャンスで、
ペストをたくさん作るんだと言ってました。
というわけで、さっそく私も挑戦です。
バジルの代わりにワイルドガーリック、普通は松の実を使いますが
切らしていたので胡桃で代用。
ネットで見てもレシピはいろいろありましたが、胡桃を使う
このレシピを参考に作ってみました。
ワイルドガーリック100g、胡桃50gをブレンダーにかけて、おろした
パルメザンチーズ50g、オリーブオイル150cc、塩、ブラックペッパー少々を
加えるだけで香り高いワイルドガーリックのペストが出来上がりました。
瓶に詰めて上から残りの50ccのオリーブオイルを注ぎます。
とりあえず使う分以外は小分けして冷凍庫へ。
使う度に上にオリーブオイルを注いで空気に触れないようにしておくと
日持ちします。

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さっそくペンネを茹でてこれをからめて夕食にしました。
ガーリックの香りがきいて、とってもおいしい!
ぴりっとした辛みもありますが、ガーリックそのものよりマイルドで、
香りだけを凝縮したような感じ。

少し残っていたのは、刻んでたたいたエビと合わせてワンタンにしましたが、
これもおいしかったです。
あと、ラーメンに刻んでいれたり、サラダドレッシングに加えたり、
サラダに生で混ぜてもよく、使いでがありました。
柔らかい葉っぱがあるうちにもっと摘んでおきたいですね。
洗って冷蔵庫に入れておくと、けっこう長い間しゃんとしていましたよ。

小さい頃から家族でよく山菜摘みに出かけたので、こういうふうに
野外で摘んで来たものを食べる感覚がとても好きです。
去年、わらび摘みの時にHowthで見たような気がするので、また
行ってみようかと思います。
そういえば、わらびももうそろそろ出はじめているかも。
楽しくなります。
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by happytable-eire | 2010-04-05 23:59 | About food | Comments(8)

はみ出しバーガー

週末はたいてい、息子のラグビーの試合か練習があって、
その時間に合わせてランチかブランチということが多いのですが、
今日はハンバーガーの準備をしておきました。
バーガーパテはオーガニックのお肉屋さん特製のもの。
お肉の味がしっかりして脂っぽくなく、さすがと思うおいしさです。
バンズは昨日の夜、自分で焼いておきました。
最近使い始めたHOVISの Premium strong flourはさすがにグルテンが
強いのか、ふんわりとしたパンが焼けます。
バーガーには柔らかめのパンのほうがいいと思いますが、かと言って、
売ってるバンズはフワフワ過ぎて頼りなく、やっぱりおいしいパンを
使うとハンバーガーもおいしいんです。


e0149801_2342255.jpgパンは切り目を入れてバターとイングリッシュマスタードを塗り、玉ねぎとオレンジのパプリカを細切りにして炒めたのをしいて、焼いたバーガーにスライスしたチェダーチーズをのせてとろけさせ、ドーンとのっけます。
トマトのチャツネを添えて出来上がり。
バンズがバーガーより小さかったので、完全にはみ出し。
というか、ここのバーガーがけっこう大きいんですよね。
バンズを2枚にスライスして温めておけばよかった、と出来上がってから
思いついたけれど、時すでに遅し・・・


e0149801_2344556.jpg添えたトマトのチャツネは最近お気に入りのもの。
チャツネはほとんど自分で作るのですが、ここでは完熟トマトなんて絶対に手に入らないので、トマトのチャツネは買っています。
サンドイッチにケチャップをつけるとベタベタになるけれど、チャツネなら大丈夫。
ソーセージロールなんかをランチに持たせる時に重宝です。
Geeta’s Tomato & Onion Chatney、あまりにも安かったので買ってみたのがきっかけですが、スパイスのきき方も,食感もいい感じで、お気に入り。
たしかお買い得で1ユーロもしなかったような記憶がありますが、料理にも使えておすすめです。

私はというと、ハンバーガーがちょっとヘビー過ぎる感じだったので、昨夜の残り物の練り胡麻とお醤油で和えた
ブロッコリーと、炒めた野菜をロールにはさんだヴェジロール。
からだにやさしく、これはこれでなかなかおいしかったです。

ラグビーの試合前にボリュームのあるものをと、バーガーにしたのに、
息子は先日の練習で傷めた腕が悪化して、結局試合には出られず・・・
応援だけに出かけて行きました。

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by happytable-eire | 2010-03-21 23:59 | About food | Comments(4)

アイルランドで抹茶

今日は抜けるような青空の冬の一日でした。
昨夜は久しぶりにかなり冷え込んだようで、霜で真っ白でしたが、
朝からの太陽でゆっくりと融けていきました。
映画の試写会へ行くために街へ出て、そのあとはショッピング。
冬のセールももう終盤。
今月は何度も風邪をひいて体調がすぐれず、街まで買い物に行く
元気もなかったのですが、今日はせっかくのチャンスです。

Temple Bar からGraftonまで歩く途中で、ヘルスショップ
Down to Earthへ寄りました。
特に目当てのものがなくても、品揃えや値段をチェックしておくと
けっこう役に立つものです。
今日は買いませんでしたが、以前紹介した甘酒
きび(穀物の)版を見つけました。けっこうおもしろいものがあります。

声をかけられたような気がして、ふと見ると店の奥でプロモーション販売を
している方に「日本人ですか?」と聞かれました。日本語で・・・です。
何とオーガニックの抹茶を販売しているアイリッシュの男性でした。
その場で点ててもらったお抹茶をいただきながらお話ししていると、
福井県の小浜市に住んでおられたそうです。
私も小浜に住む友人がいるので話がはずみました。

もの静かな方ですが、抹茶には強い思いを持っておられました。
でも抹茶の本当の素晴らしさを知ったのは、アイルランドに帰ってから
だったそうです。
抹茶を広く普及させたいと、こちらで事業をおこされたのですから、
その思いは本物。
またホームページを見てみると完成度の高くて驚きました。
抹茶の効用から栽培や製造過程、また飲み方はもちろん、抹茶を使った
いろいろなドリンクやお菓子のレシピまで紹介されています。

私もこちらへ来る時に持ってきた抹茶をお客様の時の料理に
よく使いますが、アイスクリーム、ムースや焼き菓子、また揚げ物に
添える抹茶塩はいつも好評です。
いつもはケチケチと使っていますが、こちらでも質のいい物が手に入るなら
もっと思い切ってたっぷり使えるのでうれしい限り。

HPでは通販もされていますが納得がいく価格だと思います。
日本でも抹茶は高級品なので、料理用に使っている最低クラスの物でも
小さい缶入で千円以上はします。
質の低い物だと着色されているのか、やたらと緑が鮮やかなことも。
その点、ここの商品はオーガニック製品ですから安心。

来月からは英国でプロモーション活動に入ると言っておられました。
私たち日本人ではなく、アイルランド人が日本の抹茶をアピールして
くださっているのには脱帽です。
そしてそれがビジネスとして成り立つなら素晴らしいこと。
こんなところにも日本とアイルランドの架け橋としてがんばって
いらっしゃる方がおられました。
Kevinさん、がんばって日本の抹茶を世界に広めてくださいね。

KOYU MATCHA
http://koyumatcha.com/
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by happytable-eire | 2010-01-30 23:59 | About food | Comments(0)

Green Tomato

この夏中、ベランダで育てていたトマトですが、
何とか5つの実はつけたもののついに赤くなることなく
季節を終えました。
兄が丹精こめて育てたのをもらってきたので、6月終わりに
わが家へ来た時にはとても健康な苗でした。
ベランダに置いた簡易プランターGrowbagに植え替えたのですが、
7月の多雨がたたったのか、気温が上がらなかったのか、
はたまた日照が足りなかったのか・・・
まあ、すべて当てはまっているので仕方ないですね。
7月終わり頃には主の茎が腐ったようになって折れてしまった
のですが、脇芽が育って持ち直してくれました。
そして私がオックスフォードに行っていた8月の1週間、
こちらも気温が高かったようで、グンと伸びていて、帰った時に
驚いたのですが、その時につけた花に実がつき、赤くなるのを
心待ちにしていましたが、それまででした。
もうここまで気温が下がっては仕方ないので、冬野菜の種も
撒くために抜いたというわけです。
ベランダは東向きなので午前中は日が当たるのですが、
日当りがいいとはいえないので、トマトのような夏野菜は
とくに難しいのかもしれません。
ああ、日当りのいい庭が欲しいなぁ。

さてこのグリーントマト、どうしたものかと考えています。
チャツネにするほど量はないし、友人のninuckeyちゃんのように
他の野菜と一緒にピクルスにでもしようかな。
でもこの子たちなかなか可愛くて、しばらくこうやって眺めていたい気分。

かなり前ですが、「フライドグリーントマト」という映画が
ありましたね。
老女が語る昔話に登場するカフェの名物料理としてタイトルにも
なっているのですが、老女を演じたジェシカ・タンディが
印象に残っています。
この料理は輪切りにした緑のトマトにコーンミールの衣をつけて
ラードで揚げる、アメリカ南部の郷土料理だそうす。e0149801_193224.jpg
緑のかたいトマトを使うのはさくっと揚げるためらしく、どちらかというとトマトの天ぷらに近そう。
こちらの朝食メニューにはベイクドトマトやフライドトマトがつくことはありますが、それは赤いトマトを半分に切って、衣をつけずにフライパンやグリルで焼いたもの。ぐちゃっと柔らかく、ついた焦げ目が香ばしくておいしいですが、映画に出てくるフライドトマトとは全然別ものです。
コーンミールを買ってきて作ってみるかな。
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by happytable-eire | 2009-10-19 23:55 | About food | Comments(4)

うずら豆 

今日は久しぶりに豆を煮ました。
オーガニックのうずら豆です。
半分は豆のミネストローネに入れて、あとはサラダ用に
ドレッシングにマリネするつもりです。
少しだけ甘く煮るのもいいかな。

e0149801_855428.jpgうずら豆を煮ていて思い出しました。
先月、フランスのマーケットで生のうずら豆を初めて見て感激したこと。
きれいなピンク色のさやと、白い豆にピンク色であのウズラの模様が入っていて、とってもフォトジェニック。
食べてしまうのがもったいないくらい。

ゆでて豚足と一緒にテリーヌに加えたのですが、やはり生は乾燥豆をもどすのとは全然違う味でした。
ほくっとした中にも歯切れの良い食感が残り、少し渋みというかアクの強さを感じます。
乾燥させることできっと成分が変化し、甘みが増すんですね。
でも生には生のよさがあり、短い時期でも生を味わえるのはうらやましい。
日本でも産地ではきっと味わえるのでしょうけれど。

生のをゆでた時に気がついたのですが、強火でゆでた時より、
弱火でゆでた時の方が模様がきれいに残ったようでした。
残念ながらあの美しいピンク色は消えて、全体にグレーがかった色に
なってしまいますが、模様はうっすら見えます。
豆を炊く時は「ことこと」というのは、やはり理由があるんですね。
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by happytable-eire | 2009-10-12 23:55 | About food | Comments(6)

Yellowfin tuna

お昼頃、友人から電話がありました。
「今Howthの魚屋さんにいるの。お刺身にもいける
とっても新鮮なイエローフィンツナが出てるんだけど、
買っとこうか?」
すかさず「お願い〜」と叫んでました。
この間からとってもお魚が食べたかったのです。

e0149801_0453182.jpgイエローフィンツナとはキハダマグロのこと。赤身ですが味はおいしいマグロです。
夕方、友人から受け取ってびっくり。
1キロ以上もある塊が何と7ユーロだったというのです。
買う時に今日おろしたばかりだと確認したから、というのを聞くまでもなく、新鮮なのは一目瞭然。
まったく生臭みのないきれいなピンク色のしまった身。
でも「魚屋さん、もう少しナイフを研いでくださいな」
とお願いしたいほど、おろし方が雑で切り口もガタガタ。
まずは血合いや筋っぽい部分は切り落とし、お刺身用に
柵を取り、ペーパータオルで包んで冷蔵庫へ。
余分な水分を取ることで味がしまっておいしくなります。
そして、とっておきの柳刃包丁を使ってお刺身に。
日本の魚屋さんや料理人のような技術はありませんが、
よく切れる包丁でスパッと切るだけでも味がかわります。

切り落とした部分は包丁でたたいて、ネギとニンニクのみじん切り、
醤油、酒、胡椒と卵を加えて小判に丸め、オイルでさっと焼いて
マグロバーグに。

残りはさっと塩を入れた湯で火を通してオイル漬け。
これをマヨネーズで和えてサンドイッチの具にします。
さらに刺身をして残った分は醤油漬けにしました。
これだけいろんな料理をしてこの値段は超お買い得。

今日のマグロは6月頃にHowthにオープンしたばかりの
Mulloy's Fish Shopから。
本当にここのお店はいい物が安く、信頼ができます。

おかげで今夜はマグロ三昧。
マグロバーグにはうっかり火を通し過ぎてしまいましたが、
少し生っぽいくらいでちょうどいいと思います。
そして言うまでもなく、お刺身はとろけるようにおいしかった〜
また近々「づけ」でマグロ丼です。
こちらへ来て初めて新鮮なお刺身が食べられて、今夜はとても
幸せでした。

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by happytable-eire | 2009-10-03 23:55 | About food | Comments(8)

Elderberry

前にエルダーフラワーシャンペンを紹介しましたが、
(http://granna.exblog.jp/10538086
http://granna.exblog.jp/10741431)
その花が実ったベリーが旬を迎えています。
義兄の誕生日パーティーでウェストコークに行った帰り道、
休憩に車を止めたところで車を降りると、鈴なりに実った
エルダーベリーの木がありました。
初めて見ましたが、葉っぱの形からも間違いはありません。
そのほとんど黒に近い紫色の実を一粒食べてみると、
独特の香りがエルダーフラワーと同じでした。
高いところのは夫にも手伝ってもらって、袋一杯の実を摘んで
持って帰ってきました。

私の保存食のバイブルを調べて見ると、シロップ、ジャム、
ジェリー、ソースなどのレシピが出ていました。

でもあまりエルダーベリーのジャムなどは店で見かけません。
どうもエルダーベリーだけだとちょっとくせもあって、
あまりおいしくないようです。
すぐそばにあったブラックベリーも一緒に摘んで来たので
ジェリーを作ってみました。
ジェリーというのは煮て漉した汁に砂糖を加え、ペクチンで
固まるので、きれいなゼリー状でジャムと同じように使います。
また自然の酵母で発酵させてワインも作れるようで、
夫が昔、このワイン造りを手伝ったことがあるそうです。

あとはシロップを作ってブランディーを加えて保存。
これはハーブのことを勉強している友人に教えてもらった、
風邪に効くという薬用酒です。
残りはドライにして保存。

エルダーベリーは和名はニワトコ。
ヨーロッパでは古くから万能薬としてさまざまに利用されてきたそうです。
免疫力を高め、とくに風邪の症状を抑えたり、抗ウィルス作用もあるので、
サプリメントなどにも広く利用されています。
日本にいる時は花梨酒や花梨のはちみつ漬けがわが家の冬の風邪対策に
大活躍でしたが、郷に入っては郷に従えで、この冬はエルダーベリー酒で
乗り切ります。

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by happytable-eire | 2009-09-21 23:55 | About food | Comments(8)