愛蘭土の林檎の木の下で

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カテゴリ:Travel( 13 )

マルセイユの鯛

フランスでの話をもうひとつ。
滞在中、最後の夜はディナーに招待されました。
友人の友人で、Vezenobresの隣町に住むアイリッシュの女性で、
私もあちらに訪れる度に会うので、すっかり顔なじみです。
今回はお祭りの週末は旅行に行かれていたので、帰宅後すぐに
お食事に招いて下さいました。
ダンナ様が建築家で、2年前は改装をはじめたばかりのお宅に
お邪魔したのですが、今回はすっかり改装が済んで、もともとは
ビル自体は時代を感じさせる建物なのですが、今回の改装で
中はモダンで素敵なお宅になっていました。

旅行の帰りに寄ったMarseilleのマーケットで買ってきたという
新鮮な鯛がメイン料理。
コリアンダー、クミン、ガーリック、トマト、レモンなどを合わせた
中東風のハーブソースで焼いてあったのですが、これがなかなか
おいしかったのです。
鯛はとても新鮮で、いい加減に焼き上げられたふっくらした身と、
個性的なハーブソースがとても相性よく、サイドに添えられていた
ワイルドライス入のごはんとよくからんでとてもおいしかった。
いくらでも食べられる感じでした。

おかしかったのが、彼女はただ新鮮な魚というだけで選んだそうで、
その魚が鯛だとも知らなかったこと。
招かれていた私たち日本人が鯛を間違えるはずもないのですが、
その場でネットで調べて、彼女も名前を学んでくれました。
英語ではsea beram。
普段から魚をよく食べるという彼女も知らないほど、知名度が
低いんですね。
日本人にとっては「腐っても鯛」と言うほど、なじみもあり、
それなりの敬意を払われる魚なんですが。
アイルランドでも決して高い魚ではありませんが、その夜のは
こちらで買えるのよりもひと回り大きく、30cmほどありました。

Marseilleといえば、地中海に面した都市で、南フランス第一の
大きな貿易港として有名。
私は一度、空港から駅までをバスで移動しただけですが、
多人種で活気にあふれた空気を感じました。

彼女も車で一時間半ほどしか離れていないのに、今回が初めて
だったとか。
その日は朝から大雨だったのに、Marseilleでは快晴で泳いだそう。
彼女はすっかり気に入ってしまったようで、多くの写真も見せて
くれました。
特にマーケットがエキサイティングだったそうで、さまざまな
食文化の食材であふれていたとか。うん、おもしろそう。
機会があればぜひ訪れたいものです。

これを書いていたら魚が食べたくなりました。
またHowthまで買いに行かなくちゃ。
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by happytable-eire | 2011-11-09 23:59 | Travel | Comments(0)

フランスのお菓子たち

前回に続いて、フランスでの話を・・・
フランス滞在中は日本人の友人の家に滞在していたので、
友人が作ってくれた料理や、私が料理講習で作った献立を
皆さんに食べていただいたり、お土産の虎屋の羊羹をいただいたり、
とても和な食事でした。

村のお祭りの間は、たくさんのお店でお菓子を売っていました。
焼きたてのクレープ、パン・デ・ピス(スパイスケーキ)、
ヌガーなど伝統的なものから、マフィンのような気軽なお菓子、
今風のカラフルなマカロンまで、バラエティ豊か。
よく考えて見ると、私たちがよく知っているお菓子の名前って
ほとんどフランス語なんですね。
私は和のお菓子も好きですが、作ることにも食べることにも
より魅力を感じるのは洋のもの。
子どもの頃に京都の老舗洋菓子店Baikalのババロアケーキの
おいしさに衝撃を受けたのをいまだに憶えています。
私の甘い原風景はフランスのお菓子なのでしょう。
というわけで、今回フランスで食べたお菓子をご紹介します。
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まずはマカロン。
村の近くのお店の出店で買ってきて下さったもの。
パッケージもマカロンらしいピンク色。
私はマカロンはどうも、この鮮やかな色で敬遠してしまうし、
味もいまいち、どんなのがおいしいのかよくわからないのですが、
ルックスはこの上なく可愛いですよね。
紫色のはいちじくだそうです。

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これはパンの有名店、PAULのchausson aux pommes、
つまりアップルパイです。
駅中のお店で朝食代わりに食べたのですが、さくさくの生地と柔らかく煮た
りんごのコントラストがよく、おいしかった。
りんごの酸味がきいていて、とても軽い仕上がりでした。
この袋は日本のPAULでも使われているので、なつかしい感じがしましたが、
こちらがホンモノなんですね。

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そしてカヌレ。
日本でもずいぶん前に一時期流行したことがありますが、いくつかのお店のを試してみて、
イメージがぜんぜん違ってガッカリしたことを憶えています。
私も2年前にフランスでホンモノを食べて、
やっとこんなものかとわかったばかりなんですが・・・
その時はあまりいい印象はなかったのですが、今回のはおいしかったです。
独特のもちっとした食感と卵たっぷりの感じが何ともいえません。
これは帰りに経由して、数時間街歩きをしたLyonで買ったもの。
日本でいうと昭和の香りがするような感じの街のパン屋さんで見つけて、買ってみました。
1個0.8ユーロ。安いながらもちゃんとバニラビーンズが使ってあって、
型にもちゃんと蜜蝋を塗っているようだし、本格的に作ってあります。
これは一度挑戦してみたいお菓子ですが、型が独特なので、
次にフランスに行った時に買って来ようかな。

e0149801_2263443.jpgそして、これは今回の料理講習で通訳をして下さった方が作って持ってきて下さった
チュニジアのお菓子です。
ご主人がチュニジアの方なので、まさにホンモノ。
干したデーツの間に色のついたマジパンをはさんであるのですが、
見かけよりずっとあっさりしていて、次から次へと食べられました。
名前を聞いたのに忘れてしまったので調べてみたら、
Dattes fourréesというお菓子のようです。
あちらの濃いコーヒーと合いそう。

そしてお菓子ではありませんが、Lyon散策中に行列ができてた
おしゃれなパン屋さんで買ったバゲットが今回のフランスの旅で
サイコーのおいしさでした。
買った時はまだほんわかあたたかくて、何とも言えぬいい匂いに
誘われて思わずかぶりついてしまい、ランチの直後でお腹いっぱい
でしたが、ため息が出ました。
まさに私の好きなタイプのバゲット!
ちょっともっちりしたクラムのしっとり感がたまりません。
実はランチに入ったレストランが大失敗で、このパン屋さんの
サンドイッチの方がきっとおいしかったと思ったほどでした。
バゲットは何と1本0.95ユーロ。

ここのところパン作りからはなれていますが、おいしいバゲットや
お菓子を焼きたくなりました。
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by happytable-eire | 2011-11-06 23:59 | Travel | Comments(0)

In Madrid

またまた長らくお休みしてしまいました。
予定外に旅行に出たり、家族が順番に風邪をひいたり、
・・・などと言い訳を並べてみても、更新できなかった理由はひとつ。
それは、怠けぐせ。
ブログの更新って、いったん習慣から離れてしまうと、
ついつい延ばし延ばしになってしまって・・・
クリスマスにかけてはイベントもいろいろあるので、
これではいけないと、ここらで気を入れ直します。

11月半ばからはスペイン・マドリッドに行って来ました。
マドリッド在住の長年の友人から、10月に入った頃に来ないかと
お誘いを受けていました。
でもその頃、私は日本にいて、帰国日も決めてなかったし、
帰ってきてからも日常生活に戻ったばかりで、
まだ疲れもとれていなかったので、決められずにいました。
そうしたら、その友人が「つべこべ言わずに来い!」とばかりに、
フライトを予約してしまったのです。
ニュージーランドからの共通の友人の訪問に合わせてのこと
だったので、こんな機会もめったにないわけで、強引でしたが
行って良かったです。
夫と二人で飛行機で出かけるのは子どもが生まれて以来、
初めてのことでした。

一日中かけて美術館をまわったり、街を散策したり、
夜にはタパスバーをはしごし、山盛りのシーフードに
むしゃぶりつき、飲み、しゃべり、笑い・・・
友人の9歳、7歳、5歳の子どもたちにも癒されました。

食べ物のことはもっと下調べをしておけばよかったと後悔
していますが、また次回のお楽しみということにしましょう。
おいしいものをたくさん食べましたが、なんといっても
今回のベストミールはガリシア料理のレストラン
「Ribera de Mino」でのランチ。
スペインではランチに時間をかけて楽しむのが普通だそうで、
金曜日の午後にお店は満員。
生き生きとにぎやかに食べ物とおしゃべりを楽しむ人々の
雰囲気がなんともよくって、最高に楽しい時間でした。
壁の貼り紙には『歌わないでください』と書いてあって、
そういうお国柄なんですね。

まず出てきたのが、パンとたこのガリシア風(Pulpo a la Gallega)と
唐辛子(Pimiento de pardon)のオリーブオイル焼き。
たこがとても柔らかくって、オリーブオイルとパプリカがかかってる
だけのシンプルさでいくらでも食べられてしまいます。
たこ好きの私としては、歯ごたえのあるのもいいのですが、
この柔らかさも新鮮な食感でした。

唐辛子は3〜5cmくらいの辛くないもので、大きさもかたちも
日本のしし唐のような感じ。
これもシンプル。オリーブオイルと塩だけなのに、とにかくうまい。


そしてメインが登場。e0149801_2495877.jpg
30cmほどの楕円の金属製の皿に山盛りの蟹、海老、亀の手。
これで3人前らしいけど、5人でも食べ切れるかと思うような量。
海老も大小さまざま5種類くらい。
大きいのはラングスティーン、5cmもないような小さいの、殻ごと食べられそうな柔らかいのとそれぞれに違った味。

初めてだったのが見かけもちょっとグロテスクな亀の手。
これは日本でアウトドア派の人が食べてるのを見たことがありますが、海のエキスをぎゅっと濃縮したような味でした。

そして蟹はたぶんストーンクラブと呼ばれるものと毛蟹系のもの。
ストーンクラブは厚くて堅い甲羅と大きな爪が特徴ですが、
最高だったのが、そのかに味噌。
友人が甲羅に白ワインを注いで蟹味噌をゆるめ、パンですくって
食べていましたが、これがいけました。
日本では日本酒ですが、白ワインの酸味がさっぱりして、
とても合います。
毛蟹はかなり小ぶりでしたが、むしゃぶるように食べました。
とにかく5人がお腹いっぱいになった一皿でした。

その後出てきたのが小さなグラスのハーブリキュール。
これは消化を助けるとかで、お店からのサービスで出されるよう。
レモン色でほんのり甘く、フクザツな香りがしますが、
度数が高い割に飲みやすくて気に入ったので、お土産にも
一本買いました。

そして最後に友人がオーダーしてくれたのが、この一品。
まず直径20cmほどの素焼きの鉢になみなみとつがれた透明の液体が
運ばれてきて、ウェイターが火をつけると青い炎が上がります。
添えられていたお玉で混ぜて燃やし続けること5分以上。
ウェイターが戻ってきて、そこへ濃いめのコーヒーが注がれ、
まだしばらく燃えていたけれど、吹き消してカップへ。
甘—くってお酒たっぷりのコーヒーがおいしく感じられました。
それまでにも白ワインを2本空けていたのに、さらに度数の高い
リキュールまで、よく飲み、よく食べた午後でした。
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by happytable-eire | 2010-11-30 23:59 | Travel | Comments(0)

Århusでショッピング

デンマーク最終日、帰りの飛行機が夕方6時半発。
レンタカーの返却が3時でしたが1時間ほどなら延滞料なし、
ということがわかったので、思い切って約90キロ離れた
デンマーク第二の都市オーフスまで足を延ばしました。
ホテルのフロントで聞くと1時間で行けると言われましたが、
それは時速150キロくらいで走ったらの話でしょー。
でもフリーウェイはどこまでもまっすぐに伸び、慣れない右側通行も
何のその、ぶっ飛ばして行きました。

Herningだけを見てデンマークをジャッジするのは大間違い、
オーフスは素敵な街でした。
数々の美術館、昔の街を再現したアトラクションなど
訪れたいところはいろいろあったのですが、観光は大聖堂を
見ただけであとはひたすらショッピング。
さすが北欧のデザインと思わせられる洗練されたファッションや
素敵な色の雑貨もたくさんあったのですが、消費税25%の国では
何もかもが高く感じられます。
雑貨類はあきらめ、素敵な食品専門店でひたすら食材ショッピング。

e0149801_2485089.jpgデンマークといえば酪農製品でしょ、ということでお土産はチーズに決定。
どれも見た目が似ていますが、『トムとジェリー』に出て来るような穴があいたチーズもありました。
広いチーズ売り場を見るものの、デンマーク語表記だけではさっぱりわからず、お肉の加工をしていたお兄さんをつかまえてあれこれ質問。お薦めの物を4種類買いました。
デンマークのチーズとして知っていたのはサムソー、マリボー、ハバティ、ダナブルーくらいでしたが、まだまだ豊富にありました。
最近は低脂肪のチーズも増えているようで、
+25とか+45などの数字の表示が脂肪分の高さのよう。
また同じチーズでも熟成が浅い物から進んだ物まで3段階あったりと種類は豊富です。
価格はだいたい1キロ当り日本円で1000円から1200円くらいとかなりリーズナブル。
スーパーなのでそれぞれが800gから1000gに切り分けられています。
結局買ったのはDanbo 、Kras 、Enggaard
(デンマーク語しかわからない)の熟成度が高いもの。
それとチーズにぴったりの酸味の強いライブレッド、全粒粉のパン、
紫キャベツの酢漬け、ニシンの酢漬け、たらこ缶なども買い、
これで帰ってからのデンマーク風オープンサンドも再現可能。
友人が日本からお土産に持ってきてくれた日本酒や乾物で
帰りのスーツケースは食品でいっぱいになりました。

あと気がついたのは、デンマークの人はアイリッシュに負けず劣らず
ジャガイモがとってもお好きのよう。
5キロ入りのジャガイモが日本円で100円ほどの特売もあったし、
ゆでたポテトをマヨネーズで和えただけのが、サラダバーに
必ずありました。
そうそう、書き忘れていたけれど、朝食のバイキングにあったパテや
ハム類もおいしかったな。
今回はデンマークの食のほんの一部しか体験できませんでしたが、
また機会があればもっといろいろ食べてみたいですね。

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by happytable-eire | 2009-09-26 23:55 | Travel | Comments(0)

デンマークのDanish

2日目は友人の娘さんの試合当日。
午後からの開始前に応援の皆さんと会場内のカフェに行きました。
ここにはデンマーク名物のおいしそうなオープンサンドが
並んでいたのですが、バイキング形式の朝食を食べ過ぎて、
お腹がいっぱいで食べられませんでした。

普段は朝から何杯もミルクティーを飲むのですが、
ここでは紅茶と言えばアールグレーやフレーバーティーばかり、
それも薄すぎて私にはとっても物足りない。
やっぱりアイルランドの紅茶は世界一おいしいのを実感。

休憩時間に入ったところで、私は夕食の買い出しに出かけました。
e0149801_10301423.jpgお昼を食べなかったのでさすがにお腹がすいてきて買ったのがこれ、デニッシュです。
デニッシュというくらいなので、デンマーク発祥のパンかと思ったら、これが以外にもウィーンだそう。
デンマークのパン職人がたっぷりのバターや卵を使った生地に改良したのがその名の由来だとか。
スーパーのベーカリーコーナーでただひとつあったデニッシュ、中にはレモンカスタードクリーム。
クリームは少ししか入ってないし、アイシングももっさりしていたけど、思ったほど甘みも強くなく、
生地がさっくり柔らかく、よくある脂っぽさもなくておいしい。
素朴で素直なデニッシュでした。

e0149801_1034268.jpgあと、このキャラクターの可愛らしさに魅かれて買ったのがこれ。
「kakao」という表示からココアだと予想して買ったら大当たり。
子ども向けのかと思ったら意外に甘すぎず、さらっとしてなかなかおいしい。
何でマチルダなんて女の子の名前がついているのか分かりませんが、これってデンマーク版ペコちゃんってとこでしょうか。
他にも同じ「kakao」と字が入った飲料がいろいろあったので、デンマークの人はココア大好き?






夕食にはグリーンサラダミックスに小エビのオイル漬けを添え、
あとはニシンの酢漬けと日本からの白ごはんにお味噌汁。
このニシンの酢漬けも酸っぱいよりも甘さのほうがかっています。
アイルランドのと比べるとかなり甘ったるくて、デンマークの人は
やっぱり甘い物好き?
カフェでパンに紫キャベツの甘酢漬けを山のようにのっけて食べている
人を見て、日本人が白ごはんにお漬け物をつけて食べるのと似たような
感覚なのかな、と思いました。
それぞれの国の食文化を見るのって、ほんとうにおもしろい。
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by happytable-eire | 2009-09-25 23:55 | Travel | Comments(8)

デンマークへ 

2泊3日の強行日程でしたが、デンマークに行ってきました。
目的は日本から来る友人夫婦と会うこと。
そこの娘さんがあるスポーツの世界選手権に出場することになり、
応援に来るというので、こんな機会はめったにない、と急遽、
私も応援に行くことにしたのです。
何とラッキーなことに開催される市に一番近いBillund空港まで、
ダブリンからの直行便があったのです。
北欧へはまだ訪れたことがなかったので、ついでにもう少し
ゆっくりできればよかったのですが、いろいろな予定を縫っての
訪問だったので仕方ありません。

今回は娘さんが出場する試合にスケジュールを合わせていたので、
ゆっくりと食事に行く時間も取れませんでした。
また開催されていたHerningというところも大きな街ではなく、
夜になると開いている店もありません。
そこで仕方なく、夕食は夕方までにスーパーで買っておいた
出来合いの食品をホテルの部屋で食べることになりました。

メニューはFrikadeller、Rød Kål、スモークサーモン、
ポテトサラダ、どれもデンマークを代表する食べ物です。
Frikadeller(フリカデッラ)は豚肉のハンバーグみたいなものですが、
お肉の食感はあまり残ってなくて、まるで魚のすり身のような感じ。
玉ねぎが少し入っている以外はつなぎだけのようで、味付けも
とてもシンプル。でもソースがなくてもちょうどいい塩加減。
お醤油をかけたらご飯にいいおかずになりそう。
日本人の口にもよく合うと思いました。
Rød Kålは紫キャベツの甘酢漬けのようなもの。
甘酢漬けとはいえ、かなり甘め。発酵したお漬け物のような感じを
想像していた私にはかなり意外。
どれもビールとよく合い、私が友人のために家で焼いて持っていった
ブラウンソーダブレッドとも抜群の相性でした。

幸いバーだけは開いていたので、ご当地ビールCarlsbergで乾杯。
Carlsbergはドラフトが2種類あったのですが、アンバー色のダークが
とってもおいしかった。
普段あまりビールを飲むことはないのですが、これはすうっと飲めて
香りも良かったです。
日本でもいつで会えると思いながらなかなか会えなかった友人夫婦と、
遠い北欧の地で会えるなんて不思議です。
あっという間に会わなかった時間が解け、楽しい旅となりました。
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by happytable-eire | 2009-09-24 23:55 | Travel | Comments(0)

包むセンス

フランスで出会った包装紙が素敵なものが多かったので
まとめて紹介します。
くしゃくしゃっと、大雑把に包んでも何となくサマになる、
ちょっとしたところにセンスの良さを感じることが多く、
これもお国柄でしょうか。
脂などがしみて汚れててちょっと見苦しいですが・・・

e0149801_93823.jpgマーケットのお肉屋さんは、どのお店も防水加工をした紙に包んでくれました。
右がお肉屋さんの、左がソーセージ屋さんのもの。







e0149801_9401079.jpgこれもお肉屋さんのもの。
こちらは村へ出張販売に来るお店ので、写真ではちょっとわかりにくいですが、販売の車とお客さんの様子がイラストで入っています。
背景もいかにも山間の村といった感じで、ニワトリなんかもそばにいて、きっと何十年も変わらぬデザインなのでしょう。
文字で何が書かれているのか気になるところですが、(辞書を引いてみましたが、イマイチ分からず・・・)
こんなのに包まれていると、普通のハムもおいしそうに感じられます。
実際、ここのハムはとってもおいしかったのですが。
他にもお肉屋さんのでピンク色のギンガムチェック模様のが
ありました。でもそれがいやらしくなく、とにかく可愛い。

e0149801_94118.jpgこれはフランボワーズのタルトを買ったパン屋さんのもの。
1個ずつ小さな箱に入れて、それをこの袋に入れてくれました。
このお店のオリジナルのものではなさそうで、パン屋さんやお菓子屋さん用にデザインされた量販されているものだと思いますが、ちょっとノスタルジックで洗練されてないところが可愛らしくて気に入ってしまいました。
紙の材質もプリントも上等ではないところがまたいいんです。
隣のパン屋さんでクロワッサンを入れてくれた袋にも、
同じような雰囲気の安物っぽい目覚まし時計のイラストが
プリントしてあり、それがまた可愛かったです。

フランスというとファッションの国というイメージがありますが、
たしかに肉屋さんでも、およそ肉屋のイメージとはほど遠い、
きれいに髪をアップして、普段着だけどちょっとエレガントな
服装の女性が店番をしておられて、妙に感心してしまいました。

飾らないところにセンスが感じられる、そんなところが素敵でした。
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by happytable-eire | 2009-09-17 23:55 | Travel | Comments(10)

フランスのパン

この前はお菓子でしたが、フランスの食で忘れてはいけないのが
パンのこと。
日本では昔、バゲットのことを「フランスパン」と呼んでいて、
私はその「フランスパン」が好きでした。
今のバゲットと比べたらずっと日本風だったと思いますが、
小麦粉と塩だけの、クラストがかたいバゲットのほうが
ふわふわの食パンよりも私は好きだったのです。
あごが痛くなるほど噛みごたえのある、でもクラムはしっとりした、
私好みのバゲットが買えるパン屋さんが、今では日本にもたくさん
できましたね。
バゲット、バタール、フィセル、カンパーニュ、クロワッサンなど、
すっかりフランス語そのままの名前で定着していますが、
当時はフランスパンと言えばバゲットだったのもおかしいですね。
十代の頃に初めて食べた、神戸の『ビゴの店』のバゲットは
衝撃的においしいと思ったし、京都に10年ほど前にできた
『ル・プチメック』は家からも近く、焼き色がしっかりした
バゲットがとっても好きでした。
この店は外国人にも人気が高く、フランスに行ったことのある人が
本場のバゲットの味だと言っていました。

e0149801_3183215.jpgそんなわけでフランスでパンを食べるのはとても楽しみでした。
滞在していたお家の隣が村のパン屋さん。
たくさんは売ってないけれど、ディスプレイもとってもおしゃれ。
この店ではクロワッサンを買いましたが、かなり大ぶりで柔らかくてふわっとした感じ。さくっとした香ばしさはなく、残念ながら
特別においしいということはありませんでした。
最近は日本のおいしいパン屋さんのクロワッサンだと生地の層がさくさくしててバターの香りもしっかり。それと比べるとかなり普通の感じ。
ただバゲットは平均しておいしかったし、お友達お薦めのBio(オーガニック)の粉を使ったバゲットは特別においしかった。
こういうシンプルなパンは粉とテクニックで味が決まるので、さすがだと思いました。

今まで訪れた国でパンがおいしいと思ったのはオーストリア。
短い滞在でしたが、種類も豊富でどれを食べてもおいしかったのが
印象に残っています。
パンはその国の人たちの主食だし、それぞれの国でできる小麦に
合わせたパンが焼かれているのでとても興味があります。
それにしても、今や日本の製パンの技術やパンの種類は世界一かも、
と、フランスのパンを食べて思いました。

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by happytable-eire | 2009-09-16 23:55 | Travel | Comments(2)

フランスで食べたお菓子

日本では世界中ほとんどの食べ物が食べられるようになり、
特にお菓子は世界一の品揃えと言っも過言ではないほど。
日本の洋菓子は本場にも負けないどころか、今や本場をしのぐほど
素晴らしい菓子職人が数多くいらっしゃいます。

大流行のマカロン、ダブリンにもようやくパリの有名店が
高級デパートに出店したようですが、日本でもブームになって
数年たちますが、いまだに人気は衰えてない様子。
ヴァレンタインともなると世界の一流のショコラティエによる
チョコレートを集めて、各デパートがしのぎを削ります。
でも私はあの色とりどりのマカロンが好きではないし、
1個何百円もするチョコレートにもあまり魅力は感じません。
むしろお菓子屋さんやパン屋さんにおいてあるような、
素朴な郷土菓子のようなお菓子が好きです。

e0149801_10183050.jpgそんなお菓子のひとつ、カヌレがマーケットのパン屋さんの片隅に置いてありました。
このお菓子、何年か前に日本で一時流行りましたよね。
といってもブームが去ってしまうと、とたんに見かけなくなる、流行りものが好きというか、飽きっぽいというか、日本ではこういうこと、よくありますよね。
流行っていた時は興味を持って、見つけると買ってみました。
これ何?というほどひどいのもありましたが、時にはとってもおいしいのもあって、けっこう好きなお菓子でした。
外側がカリッと香ばしく焼けた苦みと、卵と牛乳たっぷりの生地が
柔らかくっておいしかったけれど、日本人にとっては甘みも強いし、
バターもたっぷりであまり好まれなかったのかな。
小ぶりの独特な型と。その型に蜜蝋を塗って焼くので、
冷めても蜜蝋で固められて中身はしっとりとしているのが特徴。
申し訳ないけど、ひとつだけ買ってみました。
フランスのカヌレに期待大だったけれど、前に食べたのとまったく違う。
焼いたというより蒸したような感じで、モッチリとした生地が
かなり重い。バターもあまりきいてないし、外側も全然
カリッとしてなくて、全体が柔らかい。
これにはかなりがっかりでした。それともこれが本場の味?
ボルドー地方の郷土菓子らしいので、そちらで食べたらまた違う?

もうひとつ、パン屋さんで買ったフランボワーズのタルト。
これはとびきりということはないけれど、フツーにおいしかった。
しっかり焼き込まれたタルト生地にカスタードクリームと
味の濃いフランボワーズがたっぷり。
クリームはアーモンド香料で香りをつけてあったような感じだけど、
まあ、そこはパン屋さんのお菓子。
形もいびつで飾り付けも雑だけど、それもご愛嬌。
値段も可愛かったし、入れてもらった袋が素朴で可愛かったし、
こちらは大満足でした。


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by happytable-eire | 2009-09-15 23:55 | Travel | Comments(6)

いちじくの村

滞在しているVézénobresはいちじくで有名な村です。
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来月の終わりに開催される村のお祭りもいちじく祭り。
村に中にはそれぞれの家の庭だけでなく、道端やそこいらじゅうに
いちじくの木が生えていて実をつけています。
また村の中にいちじくの種を保存することを目的にした畑があり、
この地方に伝わるさまざまな種のいちじくが植えられています。
村の中を歩きながらでも、勝手に生えて育った木から実をつまんでも
たくさん食べられるのですが、今日は畑に連れて行ってもらいました。
村の人なら自由に穫って食べていいそうです。
私は小さい頃からいちじくが大好きで、今でも特別に好きな果物。
昔から田舎の祖母や親戚の家の庭に木があり、木から穫っては食べ、
食べ過ぎて気持ち悪くなるほど食べたものです。
その頃のことを思い出しながら、今日もたくさん食べました。

ここのいちじくは実の小さいものがほとんどで、色は赤だけでなく、
きれいな黄緑色やベージュのようなのもあります。
いちじくというより、英語の「fig」フランス語の「figue」のイメージ。
赤でも黒に近いほど深い色のから、明るい赤まであるし、
実も柔らかいのやかちっとしているのに中は熟しているの、
味も凝縮したように甘いのから、酸味が強いもの、さっぱりした
甘さのものなどさまざま。
残念ながらそれぞれの種の名前がわかりませんが、それぞれに
お菓子に良さそうとか、ジャムにいいとか、和食にもいけるなとか、
いろいろとイメージがふくらみました。

まわりに何もないので日当りも風通しもいいのですが、良すぎて
土が乾き過ぎているのではないかと気になります。
いつものことなのか、今年の天気でそうなのかはわかりませんが、
木についたままの実が乾いてドライになっているのもあります。
特に手入れされている様子もないそうですが、何十本もの木が
たくさんの実を付けています。
いちじくの生命力の強さはすごいものですね。

穫れたいちじくでRoast Fig and Honey Tartを作ってみました。
焼いても味がしっかりしてそうな、しっかりしたいちじくを選び、
空焼きしたパイクラストにのせて、はちみつ少々と溶かしバターと
マルサラ酒を合わせたのをグレーズにして焼き上げました。
レシピ通り、コアントローがあればもっとオレンジの香りでもっと
いちじくの香りがひきたったでしょうね。

これは私が好きなTamasin Day-Lewisの「The Art of The Tart」の
レシピ本の裏表紙の写真にもなっていて、ずっと憧れていました。
日本の大きくて柔らかいいちじくではどうしても作れなかったパイ。
今日はスーパーで見つけたオーガニックのパイシートを使いましたが、
さくっと焼き上がったパイに焼いてさらに味が凝縮したいちじくが最高。
長年の想いが果たせました。

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by happytable-eire | 2009-09-14 23:55 | Travel | Comments(6)