愛蘭土の林檎の木の下で

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手作りひろうす

またまた2ヶ月以上も更新せず、反省。
確かに忙しくはしていましたが、それは言い訳にもなりませんね。
書くべきこと、書きたいことは山とたまっているのですが・・・
とりあえずブログを書くというルーティンを取り戻さなくては!
(と、いつも書いてる気がする)

さて今日は、昨日の和食ワークショップで作ったお料理のこと。
3月のメニューには、春の山菜が出れば使いたかったのですが、
暖かい冬だったし、3月の初めからはあれだけの好天が続いていたので、
何とか間に合うかと思っていましたが、やはりまだ春というには
早過ぎたようです。

というわけで、いつもの素材にちょっと手をかける、をテーマに
手作りのひろうすを作りました。
「ひろうす」というのは関西での呼び方で、「がんもどき」と
いうのが一般的。
「ひろうす」に漢字をあてると「飛龍頭」(ひりょうず)となりますが、
これはあて字でしょうか。
Wikipediaによるとポルトガルのフィリョースというお菓子の名前が語源だとか。
何にせよ、わたしにとっては京都での呼び方、ひらがなでの
「ひろうす」でしかありません。

京都のお豆腐屋さんにはひろうすが必ず並んでいます。
有名店の銀杏やキクラゲ入りのはちょっと上等で値段も高く、
ごちそうでさえありました。
伯母の呉服小物屋があった、市場のお豆腐屋さんのひろうすは
とてもおいしく、行くと必ずひろうすを買ってくるのがお決まり。
「伏見のおとふ(豆腐)やさんのひろうすの炊いたん」は、わが家の大好物でした。

でも、日本ではいつでも買えるひろうすも、アイルランドでは
自分で作るしかありません。
銀杏も探せばあるかもしれませんが、今回は手近な材料で。
具は人参と冷凍の枝豆、出しをとったあとの昆布です。
牛蒡があれば加えたいところですが、あいにく前日の買い物では
買えませんでした。

お豆腐をしっかり水切り、裏ごしして具を混ぜて、油で揚げる。
手間もかかりますが、それだけのことは十分にあります。
ベジタリアンのお客様がある時にはよく作りますが、
そういう時には小さくまとめて揚げることが多いです。
今回は正統派ひろうすの丸型。
揚げたてに大根おろしを添えてお醤油がだしでいただけば、立派なごちそう。
ふんわり仕上げるには、山芋が決め手です。
そしてつなぎの卵の量には注意。豆腐の水切り具合に合わせて、
量を加減しないと、柔らかくなり過ぎて型が崩れやすくなります。
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他には、手作りこんにゃくキットを使ったこんにゃくの刺し身、
ブロッコリーのかぼちゃとひまわりの種を使った和え物、そして
具たくさんの粕汁。
先日まで来ていた、いとこにリクエストして持ってきてもらった、
日本の上等の酒粕を使いました。
ご飯には虹色米という、古代米のミックスを加えて、もちもち感たっぷり。
せっかく暖かい日が続いていたのに、冬に逆戻りしたかのようで、
寒さが余計にこたえる中、ほっと温まりました。
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by happytable-eire | 2014-03-26 23:59 | ・Japanese | Comments(0)