愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

Green Tomato Ketchupと鴨丼

二週間ほど前のことですが、この夏にベジタリアン料理の
ワークショップをさせていただいたThe Heritage Community Gardenから、
グリーントマトをどっさりいただきました。e0149801_9445192.jpg
グリーンハウスの中で育っていたトマトも季節を終え、
冬野菜に移行す前に撤去されたのでしょう。
ちょっと出遅れて夏を逃してしまった、まだ青いトマトたち。
これがおいしい保存食になることは、私の保存食バイブルに
レシピがいくつものっていたので知っていました。
でも大量の青いままのトマトが手に入るチャンスもないまま、
ここまできました。
思い焦がれることウン十年、念願かなって、グリーントマトの
レシピに挑戦する機会がやってきました。

前にトマトのチャツネを作ったことがありますが、
いまいち好みではなかったので、ケチャップにトライ。
ケチャップというと、市販のものしかないように思われますが、
実は自分で作ることができます。
私も日本にいるときにも作ったことがありますが、
自分でトマトを育てて余るほどあるならともかく、
買ってまで作るとなると、手間がかかるわりに量ができず、
市販の物の安さを考えると、手作りする意欲がイマイチ
わかないんです。

もちろん自家製のは甘さも控え目にできるし、味もフレッシュ感が
あっておいしいのですが、市販のもののようなとろみはないので、
私たちがイメージとして持っているケチャップとは全く別物。

でも、今回はありがたいことにトマトもりんごも十分に
いただいたので、グリーントマトもの初挑戦となりました。
e0149801_944484.jpg

作り方は至ってシンプル。全部皮ごと刻んで鍋に入れて
コトコトと炊くだけ。
材料はグリーントマト、クッキングアップル、玉ねぎ、生姜、
そして酢と砂糖に香りと辛味を加えるスパイス。
フェンネルシード、コリアンダー、スターアニス、
オールスパイス、チリを加えました。

火加減、煮詰め具合だけに気をつけること。
はじめは砂糖を控え目にしていましたが、トマトが青いのもあり、
やはり甘みがなさ過ぎていたので、結局レシピ通りに増量。
ブレンダーにかけて滑らかにして、最後の味の調整。
ちょっと旨味が足りなかったので、ポルチーニソルトを加えたら、
バッチリまとまりました。
グリーントマトのフレッシュ感が残り、普通のケチャップよりも
さっぱり軽く、スパイスも程よくききました。
2瓶に詰めて保存。熟成させるほうが、よりおいしくなりそう。e0149801_945784.jpg


瓶にはいり切らなかった分を取り分けていたのを、
ちょっと変わった使い方をしたら、とてもうまくいったので、
ご紹介します。
鴨胸肉を皮目を下にじっくり焼いて脂を出し、
いい焼き色がついたら脂を捨てて、ひっくり返します。
肉を押して軽く弾力を感じるくらいまで焼いたら、
タレを加えてからめます。
さて、このタレですが、出来立てのグリーントマトケチャップと
醤油を1対1くらいの割合で合わせただけ。
トマトのフルーティさと甘さ、そして醤油の塩分のバランスが
素晴しくまとまりました。
鴨というと山椒でも振るところですが、ケチャップにきかせた
スパイスがきいているので、その必要もありません。
ありきたりではないけれど、適度に和風になったので、
丼にしてみました。
熱々ご飯にのせて、ネギを散らしただけで、上等の丼物。
我ながら、これはかなりの完成度。
いいソースを作っておくと、あとは簡単なアレンジで味が決まる、
そんないい例でした。
あ、でも市販のケチャップでは同じようにはいかないと
思いますので、あしからず。
e0149801_9425226.jpg

[PR]
by happytable-eire | 2013-11-18 09:57 | ・Japanese | Comments(0)