愛蘭土の林檎の木の下で

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Brownies

今日は教えている学校の料理クラスの日。
メニューはマカロニチーズとブラウニーという、
アイリッシュの子どもなら、誰もが喜ぶ2品です。
今日は私がデモをせずに、自分たちでレシピを読んで、
レシピに添って作るのが指導目標の一つ。
簡単なことだと思えますが、これが子どもたちにとっては、
そう簡単なことではありません。
レシピも読まずに聞いてくるので、「レシピを読みなさい」と
何度も言わなくてはなりません。
それでも、グループにリーダーシップをとれる子がいると、
うまく指示をして手際よく進めてくれます。
作って、食べて、後片付けが全部終了するまで約1時間半。
今日はどのグループも二品とも上手にできて、大満足。
たいへんよくできました◎!

一つのグループはブラウニーを7-8cm角くらいに切り分けて、
アイリッシュサイズのジャンボブラウニーにかぶりついていました。
欲を言えば、ちょっと焼き過ぎでしたが、これはオーブンのせいもあり、
なかなか難しいところです。
実は実習に使っているのは、学校にある施設のケータリング用の厨房。
オーブンも含めて何もかもが大型で、使い勝手も悪く、教えるのには
まったく適していません。
一部の先生方が、調理実習室の設置を働きかけてくださっているので、
それが実現するまでは仕方ありませんが。

ブラウニーはアメリカンケーキの代表のイメージがありますが、
ヨーロッパでも日本でも、その名はしっかり根付いているようです。
ウィキペディアによると、120年ほど前のシカゴ万国博覧会の時に、
ケーキ一切れよりも小さく、ランチボックスから気軽に出して
食べられるようなデザートとして考案されたものだそう。
見かけそのままの名前も、何となく愛らしい響きがあって、
万人に愛されているお菓子のひとつです。
チョコレートブラウニーともいうけど、チョコレートじゃない
ブラウニーってあり得ないですよね。

私がブラウニーに持っているイメージは、ケーキほどふわふわでなく、
しっとりした密な食感と、手軽に食べられるカジュアルさ。
高さはせいぜい2cmで、正方形に切り分けるというところでしょうか。
実は、これまで自分では余り焼くことのなかったお菓子で、
「これ」といった自分なりのレシピは持っていませんでした。
実は前期のクラスで作った時は、試作を何度もする時間がなく、
前の先生が使っていたレシピをそのまま拝借しました。
そしたら、甘いこと甘いこと。
また、そのレシピで製菓用のダークチョコレートを使ったら、
油分が多すぎ、べたっとした感じになりました。
やっぱり手を抜くとダメですね。

e0149801_1103168.jpgというわけで、今回はちゃんと試作をして、レシピを修正しました。
砂糖は30%カットして、インスタントコーヒーを加えて、風味をプラス。
最近は普通の板チョコレートで、ココアの含有量が70%以上のものが
たくさん出回っていて、製菓用のものよりも安かったりするので、そちらを使う方が簡単。
授業に使うレシピは出来るだけシンプルにすることを心がけています。
表面はさくっとしながら、中はちょっと柔らかめに焼き上げ、お皿はあえて、いかにも英国風のに盛りつけて撮ってみました。
これはくるみも入らないプレーンなブラウニーです。

余談ですが、今日のマカロニチーズには、ブロッコリーを加えるレシピに
してみました。
どのグループも下準備まではしたのに、最終的にブロッコリーを加えた
のは、3グループのうち1グループのみ。
彩りのパセリまで外してました。
はぁ〜、あの子たちに野菜のおいしさを知ってもらうのは、なかなか
簡単なことではありません。
さて、来週は生地から作るピッツァです。
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by happytable-eire | 2012-03-13 23:59 | Baking | Comments(0)