2009年 12月 25日
Merry Christmas 2009
早いものでアイルランドへ来て2度目のクリスマスです。
今年も夫の姉の家でクリスマスディナー。
この夏に引っ越した姉の家のダイニングはエドワーディアンスタイルの大きな部屋で、拡張式のテーブルで8人がゆったり座ってのディナーです。
隣のシッティングルームには高い天井まで届きそうなクリスマスツリーが飾られています。
バックにはSusan Boyle(2009年のシンデレラとなった彼女は紅白にも出場するとか)のCDが流れ、昨年に増してクリスマスムードいっぱい。
セッティングされたテーブルとクリスマスクラッカー。それぞれが腕をクロスさせて隣の人のクラッカーのくびれた端を持ち、全員同時に引っ張ってクラッカーを破裂させ、中の物を出すのです。中には小さなおもちゃや、クイズなどテーブルを盛り上げる雑貨が入っています。
私たちが到着した3時頃には、七面鳥はもうすでにオーブンの中。
ハムも大鍋の中でゆでられています。
6時頃のディナーを目指して、それから大忙しで準備がはじまりました。
もちろんクリスマスですから、シャンペンを片手に持ちながらの料理。
今年は料理上手の兄が来ていなかったので私も担当が増えました。
エビのカクテル、栗とクランベリーのスタッフィング、クランベリー
ソースを作り、デザートのトライフルも家で作って持って行きました。
前菜は小ぶりのエビをオレンジ入りのカクテルソースでマリネ。
マヨネーズをベースにオレンジの実と汁、オリーブオイルを合わせ、
ディルと少しだけチリパウダーを加えました。
メインのターキーとハムには、ポテトとパースニップのロースト、
人参、芽キャベツが添えられました。
芽キャベツはバターでアーモンドとレモンの皮を炒めたところへ
ゆでたのを加えて全体にからめたのですが、アーモンドの香ばしさが
芽キャベツのクセを押さえてとてもおいしかったです。
七面鳥にはグレービーとクランベリーソース、ブレッドソース。
栗とクランベリーのスタッフィングは姉がクリスマスの料理本の中で
見つけたレシピに初挑戦。
玉ねぎを炒めたところに生のクランベリーを加えて柔らかくなったところへ
刻んだ調理済みの栗とパン粉でまとめたもの。
七面鳥にはソーセージミートのとコーンのスタッフィングがすでに
詰められていたので、こちらは丸めてベーコンで巻き、オーブンで
軽く焼きました。
クランベリーソースはクリスマス前から豊富に出回るフレッシュの
クランベリーに初挑戦。砂糖は控えめでオレンジの絞り汁とで、酸味を
残して仕上げましたが、これが好評でした。
ブレッドソーストはミルクにクローブなどのスパイスで香りをつけた
ところへパン粉を加えて濃度をつけたものですが、正直言って、
おいしいと思ったことがなく、なくても全然かまわないと思いますが、
今年のは夫が担当し、はじめてあってもいいかなと思いました。
七面鳥は約7キロあったそう。今年の焼き上がりは最高で、パサつきがちな肉がしっとりとして、ほろっと柔らかくて本当においしかったです。
ハムはゆであがったところへ、マスタードを加えたグレーズをかけて少し焦げ目がつくようにロースト。骨がついたままの丸ごとの豚のももの塩漬けです。塩加減も程よく、上等のハムでした。
あんまりにもおいしくて、みんな食べ過ぎてしまい、そのあとのプディングが食べられずにディナーは打ち切り。私のトライフルは翌日のディナーへ持ち越しとなりました。
クリスマスプディングは準備してあったのですが、それもなしで、なんとなく物足りなかったような・・・クリスマスプディングって重いし甘いし、毎年一口しか食べられないけれど、ないとなると寂しい物でした。
ちょうど出かけるという甥っ子に送ってもらったので、早めのお開き。
大きな袋にたくさんのプレゼントも持って帰り、2009年のクリスマスの夜は終わりました。
最後に大活躍のガスオーブンをご紹介します。
左右両方に2つのオーブン、左側にはグリルも。これだけのオーブンがなかったら全部を同時に仕上げるのは到底無理。ガスでパワーもあるし、こんなオーブンがわが家にも欲しいものです。
クリスマスディナーはほぼ同じメニューを繰り返すのですが、
毎年少しずつ違います。料理の出来はもちろん、場所、その時々の雰囲気、
何ひとつ同じではないのです。
でも同じように続けていく事が、その家々の伝統や文化をつくっている
のでしょう。
私はこういうクリスマスを大切に守っていきたいと思います。
今年も夫の姉の家でクリスマスディナー。
この夏に引っ越した姉の家のダイニングはエドワーディアンスタイルの大きな部屋で、拡張式のテーブルで8人がゆったり座ってのディナーです。
隣のシッティングルームには高い天井まで届きそうなクリスマスツリーが飾られています。
バックにはSusan Boyle(2009年のシンデレラとなった彼女は紅白にも出場するとか)のCDが流れ、昨年に増してクリスマスムードいっぱい。
セッティングされたテーブルとクリスマスクラッカー。それぞれが腕をクロスさせて隣の人のクラッカーのくびれた端を持ち、全員同時に引っ張ってクラッカーを破裂させ、中の物を出すのです。中には小さなおもちゃや、クイズなどテーブルを盛り上げる雑貨が入っています。
私たちが到着した3時頃には、七面鳥はもうすでにオーブンの中。
ハムも大鍋の中でゆでられています。
6時頃のディナーを目指して、それから大忙しで準備がはじまりました。
もちろんクリスマスですから、シャンペンを片手に持ちながらの料理。
今年は料理上手の兄が来ていなかったので私も担当が増えました。
エビのカクテル、栗とクランベリーのスタッフィング、クランベリー
ソースを作り、デザートのトライフルも家で作って持って行きました。
前菜は小ぶりのエビをオレンジ入りのカクテルソースでマリネ。
マヨネーズをベースにオレンジの実と汁、オリーブオイルを合わせ、
ディルと少しだけチリパウダーを加えました。
メインのターキーとハムには、ポテトとパースニップのロースト、
人参、芽キャベツが添えられました。
芽キャベツはバターでアーモンドとレモンの皮を炒めたところへ
ゆでたのを加えて全体にからめたのですが、アーモンドの香ばしさが
芽キャベツのクセを押さえてとてもおいしかったです。
七面鳥にはグレービーとクランベリーソース、ブレッドソース。
栗とクランベリーのスタッフィングは姉がクリスマスの料理本の中で
見つけたレシピに初挑戦。
玉ねぎを炒めたところに生のクランベリーを加えて柔らかくなったところへ
刻んだ調理済みの栗とパン粉でまとめたもの。
七面鳥にはソーセージミートのとコーンのスタッフィングがすでに
詰められていたので、こちらは丸めてベーコンで巻き、オーブンで
軽く焼きました。
クランベリーソースはクリスマス前から豊富に出回るフレッシュの
クランベリーに初挑戦。砂糖は控えめでオレンジの絞り汁とで、酸味を
残して仕上げましたが、これが好評でした。
ブレッドソーストはミルクにクローブなどのスパイスで香りをつけた
ところへパン粉を加えて濃度をつけたものですが、正直言って、
おいしいと思ったことがなく、なくても全然かまわないと思いますが、
今年のは夫が担当し、はじめてあってもいいかなと思いました。
七面鳥は約7キロあったそう。今年の焼き上がりは最高で、パサつきがちな肉がしっとりとして、ほろっと柔らかくて本当においしかったです。
ハムはゆであがったところへ、マスタードを加えたグレーズをかけて少し焦げ目がつくようにロースト。骨がついたままの丸ごとの豚のももの塩漬けです。塩加減も程よく、上等のハムでした。
あんまりにもおいしくて、みんな食べ過ぎてしまい、そのあとのプディングが食べられずにディナーは打ち切り。私のトライフルは翌日のディナーへ持ち越しとなりました。
クリスマスプディングは準備してあったのですが、それもなしで、なんとなく物足りなかったような・・・クリスマスプディングって重いし甘いし、毎年一口しか食べられないけれど、ないとなると寂しい物でした。
ちょうど出かけるという甥っ子に送ってもらったので、早めのお開き。
大きな袋にたくさんのプレゼントも持って帰り、2009年のクリスマスの夜は終わりました。
最後に大活躍のガスオーブンをご紹介します。
左右両方に2つのオーブン、左側にはグリルも。これだけのオーブンがなかったら全部を同時に仕上げるのは到底無理。ガスでパワーもあるし、こんなオーブンがわが家にも欲しいものです。
クリスマスディナーはほぼ同じメニューを繰り返すのですが、
毎年少しずつ違います。料理の出来はもちろん、場所、その時々の雰囲気、
何ひとつ同じではないのです。
でも同じように続けていく事が、その家々の伝統や文化をつくっている
のでしょう。
私はこういうクリスマスを大切に守っていきたいと思います。
by happytable-eire
| 2009-12-25 23:59
| Life in Ireland