愛蘭土の林檎の木の下で

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『とらや』のお干菓子

e0149801_53259100.jpg日本からのお土産に『とらや』のお菓子と日本茶のティーバッグをいただきました。
日本からのものは何をいただいてもうれしいものですが、これは格別でした。
文庫本くらいのしっかりした箱に入ったお干菓子『推古』。
箱を開けて薄紙をめくった時、思わず声が出ました。
大げさに言えば「息を飲むほど美しい」ってこういう感じかと思うほど・・・これはもう芸術品ですね。
法隆寺金堂欄干の卍崩しを象っているそうですが、
凛とした気品を感じます。
干菓子とは日本に古くから伝わる製法で作られる和三盆糖を
使って型で固めたもの。
和三盆の繊細な甘さときめ細かさが口の中でほろりと溶ける
瞬間は何ともいえない幸せを感じます。
たまにはお抹茶でも点てていただきたくなりました。
見た目の美しさはともかくとして、この甘みの上品さは
多くのアイルランド人の味覚には頼りないだけだろうなぁ。

e0149801_5333037.jpgまた、久しぶりに見た『とらや』の包み紙もつくづく完成度が高いなあとながめていました。
箱のつくりもとにかく美しい。
日本から離れていると、今まで何も思わなかったものに日本の美意識を感じることが増えました。
e0149801_5334649.jpgこれを選んでくださった趣味の良さに感心しきり。
ほんとうにありがとうございました。
大切にいただきます。

余談ですが、『とらや』ってパリにもお店があるんですね。
生菓子も置いてるのでしょうか。
パリまで買いに行ってみるか?
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Commented by ninuckey2 at 2009-11-07 17:41
うーーむ、さすが老舗のお仕事は美しいですね。
文庫本くらいの大きさでも、ずっしりと持重りするんじゃない?
Commented by rire-rire-rire at 2009-11-07 17:54
お久しぶりです。
干菓子で思い出すのは・・・
アメリカ人の友人が、お寺から干菓子をもらったことがあったと。
とってもきれいな模様や形で、これはきっと石鹸に違いない。
バスルームで泡立てても泡立たない・・・
これはきっと入浴剤に違いない・・・
お風呂にポッチャ!
アレは何だったんだ!
と言う逸話が(笑)
それは干菓子だよと伝えると、何ともったいない!
日本の仕事はやはりすごい、と。
ただ、最後に一言「誰も食べ物だといってくれなかったけれど」
日本に誇れる物はまだまだあるんだなと再認識しました。
今度、求めてみようと思います。
Commented by happytable-eire at 2009-11-08 04:18
☆ninuckeyちゃん、『とらや』といえば老舗中の老舗ですものね。
室町時代がはじまりらしい。さすが京都!
Commented by happytable-eire at 2009-11-08 04:36
☆Rireさん、楽しいお話をありがといございました。
お風呂に入れた時にはきれいに溶けたでしょうね〜
それにしてももったいない。
口に入れるのももったいない気分です。
Commented by naokoguide at 2009-11-12 01:31 x
うっ、美しい~!見ているだけでため息が出ますね~。ほんと、きれい。
先日私もとらやの羊羹をいただき、感激して食べたばかりです。私の大好きな「おもかげ」でした。ネーミングもいいんですよね。
Commented by happytable-eire at 2009-11-12 04:27
☆naokoguideさん、そうなんです。あまりに美しすぎて、
崩すのもももったいなくって・・・
わたしも「おもかげ」大好きです!
by happytable-eire | 2009-11-06 23:59 | ・Japanese | Comments(6)