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愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

ついに!Elderflower Champagne 

5月の末に兄のところを訪れた時に仕込んであった
エルダーフラワーシャンペン。
その後訪れた夫が瓶詰めにしたのをもらって帰ってきて、
ついにお披露目です。
実はここしばらく冷蔵庫に冷えていて、先日1杯飲んで
しまったのですが、今日やっと写真を撮ることができました。

ここしばらくうっとうしい天気が続いていて、スッキリ晴れると
いう日がほとんどありませんでした。
朝はいいお天気でも、まさにアイリッシュウェザー。
アッという間に曇って降り出すこともしょっちゅうで、
一日中晴れたのは本当に久しぶり。
エルダーフラワーシャンペンの気分です。
この機会をのがすわけにはいきません。
エルダーフラワーシャンペンは、シャンペンよりもう少し
乳白色に濁って、やや黄色がかった微妙な色合いの液体ですから、
光がきれいな日でないと写真は無理だと思っていたのです。
光を生かすために2階の窓辺で撮ってみましたが、私のような
未熟者ではやはりそのままの色を写し撮ることは無理でした。
グラスに注いだ直後は結構な泡がたち上っていましたが、
時間をかけているうちに炭酸はかなり抜けてしまいました。
何とかわき上がる小さな泡粒が映ってくれましたが・・・

さて、お味はというとデザートワイン程度の甘みと適度な
酸味が爽やか。発泡も思ったより強いです。
そして独特の香りが広がります。よくエルダーフラワーは
マスカットの香りといわれますが、たしかに一番近いかも。
でも、また微妙に違うんです。
もっと旨味や雑味もあるというか、これは花粉の香りでしょうか。
この洗練されてない感じが、昔から伝わる自然発酵酒のいいところ。
かなり気に入ってしまいました。
作ってくれた兄は、これだけだとアルコール分が弱いのでジンを加えて
飲むそうですが、私にはこれでじゅうぶん。
夕食前に1杯ずつ、独り占めしてしばらく楽しむことにします。

兄のところで見てからは、白い花を見るとエルダーフラワーかと
チェックしていましたが、残念ながら時期を逃してしまったようで、
今年は自分で作ることはできませんでした。
来年は必ず、シロップやシャンペン作りに挑戦してみたいと思っています。


ついに!Elderflower Champagne _e0149801_227043.jpg

by happytable-eire | 2009-07-30 17:31 | Preserves