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愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

Mussels cooked in cider

今日はブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの
南アフリカ代表とのテストマッチ第3戦目がありました。
先週、先々週と惜しい負けが続き、今日こそは勝たないと
4カ国の代表であるチームの顔が立ちません。
でもうちのテレビでは見られないので、Howthにあるパブ、
Summit Innへ行って観戦しました。
結果は快勝!
負傷のためにプレイできなかったアイルランド選手も数人いて、
ベストメンバーというわけではなかったのですが、意地を見せたか、
今日は素晴らしいプレイの連続で、見応えのある試合を
パブ中が一体に盛り上がって楽しめました。

途中から隣のテーブルに座った恰幅のいいおじさんが注文したのが、
ムール貝のワイン蒸し。驚くほど山盛りの量だったので、
気になってちらちら見ていたのですが、おじさんはぺろりと
平らげてしまいました。
あまりにおいしそうだったので無性に食べたくなり、魚屋さんへ
寄ってムール貝を買って帰りました。

Mussels cooked in cider_e0149801_8231915.jpg
帰ってレシピを探してみると、サイダーを使うレシピを見つけ、
いつもは白ワインのところを今日はサイダーを使ってみました。
サイダーというのはりんごを発酵させて作ったお酒のことで、
日本の清涼飲料水とは別物。
日本ではビール党だった夫もこちらではサイダーをよく飲むので、
いつも冷蔵庫に冷えています。

ムール貝は掃除してありましたが、もう一度きれいにこすり洗いし、
口をあけて死んでいるのは取り除きます。
大きな鍋にサイダー1カップとつぶしたニンニク1かけ、バターも加えて
火にかけ、煮立ったところへムール貝を入れます。
ふたをしてゆすりながら2〜3分、貝の口が開いたら火を止めて
最後にチャイブを散らして出来上がり。
大きなボウルに一杯ずつ、二人で1キロをペロリ。
パブで見たおじさんに負けない量でした。
ブラウンソーダブレッドとたっぷりのサラダを添えて、
夏らしいヘルシーな夕食になりました。

今日のムール貝を買ったのは、Howthの堤防べりにできた
新しい魚屋のMulloy's Fish Shop。
まだオープンして1ヶ月ほどですが、とても清潔感があって、
値段も他の店より安いことが多く、気に入っています。
今日のムール貝は天然物で1キロ1.95ユーロ。
日本と比べたら信じられない安さです。
Howthに行かれることがあればぜひのぞいてみてください。

Mussels cooked in cider_e0149801_8233387.jpg

by happytable-eire | 2009-07-04 23:55 | ・Irish and others