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愛蘭土の林檎の木の下で

granna.exblog.jp

焼きたてパンとスープ

今日は自宅での初めてのパンのクラスでした。
自宅の狭いキッチンで教えるなんて無理だと思っていましたが、
やってみればなんとかできるものです。

参加してくださったのはダブリン在住の日本人女性3名。
皆さん、パンを焼くのはほとんど初めてという方でしたが、
おいしいパンが焼けました。

焼きたてパンとスープ_e0149801_1131487.jpg今日のメニューは
○プチパン(小さいテーブルロール)
○グリーンピースとミントのスープ
○ルバーブと苺のクランブル

グリーンピースとミントのスープはやさしい緑が春らしいスープ。
いつも家にあるような材料ででき、作り方もとってもシンプル。
もたつきがちなグリーンピースの味もミントの清涼感でさわやかになります。
おいしいパンとスープの組み合わせはいつも幸せにしてくれます。
それだけでじゅうぶん満足。
パンは小さめに焼いたので、ついついもうひとつと手が出ます。

焼きたてパンとスープ_e0149801_22515189.jpgパン作りはイーストという生き物が相手です。
だから生地をやさしくいたわりながら扱うことがおいしいパン作りのコツ。
生地をこねる、発酵する、焼き上げる、その時々に違う香りがありますし、柔らかくてもちもちの生地を扱うのも何ともいえない癒しになります。
それもパン作りを続ける大きな理由かも。


焼きたてパンというとおいしいというイメージがありますが、
本当はオーブンから出たてのパンは胃によくありません。
焼きたてほやほやパンの生地はまだ蒸気をたっぷり含んでいるので、
手でおさえるとひとかたまりになるのがわかります。
焼きたてのパンがお腹に入って同じことが起こるので消化に良くないと
いうことです。
蒸気が抜けて粗熱が取れた状態になると、生地はふんわりして口溶けよくなります。
焼きたてのパンの香りほど魅力的なものはありませんが、実際に食べるのは
粗熱がとれるまで少しの間がまん。
それでも少し温みが残るパンにバターをのせてふっと溶けたところが最高。
いつまでも食べあきないパンが私の理想です。
by happytable-eire | 2009-04-25 23:59 | Life in Ireland