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愛蘭土の林檎の木の下で

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わらびの昆布〆


数日前のこと、Facebook 上で興味深い投稿を見ました。
それは、山菜の昆布〆を紹介したものでした。
写真はコゴミでしたが、これにピンときてしまい、
どうしても試してみたくなった私は、またわざわざ
わらびを採りに行きました。
Howthの森の中で迷ってしまうというおまけまでつきましたが、
ちょうどいい時期で、たくさんのわらびが採れました。
Howth のわらびは以前にも書きましたが、アクが少なくて、
とても柔らかいのです。

で、さっそくアク抜きをして、昆布にはさみ込むこと数時間。
待ちきれなくなって夕食に食べたのですが、これがもう絶品。
そのままでもしっかりと昆布の旨味が感じられ、苦みもマイルドに。
旨味醤油をたらして鰹節をかけてもまたいい。
残りのわらびを全部昆布に包んで冷蔵庫に入れました。
なんでも日を置けばもっとおいしくなるそうで、保存もきくとか。
うーん、楽しみです。

それにしても、山菜の昆布〆めとは目からウロコものでした。
昆布〆は最近よくしますが、魚が主で、野菜は考えたことが
ありませんでした。

もともと昆布〆という調理法は、富山県の郷土料理なのだとか。
Wikipediaより)
主に魚に用いますが、水分が抜けて実が締まると同時に、
昆布の旨味が素材に移ることで、全く別の料理になります。
先日も新鮮な鮭を丸ごと買った時に、昆布〆にしましたが、
あまり脂ののっていない鮭が、グンとおいしくなりました。
おかげで生魚に慣れていない北欧のお客様にも、抵抗なく
食べていただきました。

山菜の昆布〆を紹介くださったのは、富山在住の昆布大使仲間さん。
ん?昆布大使って?
実は昨年10月から、ご縁あって、日本昆布協会認定の昆布大使
務めさせていただいてます。
「昆布」や「だし」のおいしさを普及、次世代へ継承するため、
昆布の魅力を紹介する活動をするのがお役目です。
私のワークショップやセミナーでの活動もそのひとつ、
海外でも微力ながら普及に努めています。
昆布の話となると力が入るのは、こういうわけなんです。

実際、昆布大使になって、ますます昆布の魅力にハマっています。
他の大使の中には、有名な料理研究家の方や、北海道在住の
昆布の専門家の方、またさまざまな食の専門家の方などが
たくさんいらっしゃって、毎月提出される昆布に関する
情報やレシピで、本当に多くを学ばせていただいています。

先日からの記事の更新は、筍、わらび、ワイルドガーリックと、
山菜ものが続きましたが、それももうそろそろ終わりです。
日本なら初夏へと移行する季節ですが、ここアイルランドでは
そういう季節感が薄いんですよね。
さて、今年の夏はどんなお天気になることやら。
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# by happytable-eire | 2014-05-07 23:59 | ・Japanese | Comments(0)